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ラミナリアの激痛にも耐え、弱音も吐かずに頑張った結果…こんな事になるなんて!【初めてのお産編⑥】 by さやけん

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◆前回のお話はこちら

20時間以上経っても進まない陣痛、その時医師から告げられた言葉は…【初めてのお産編⑤】

 

「ラミナリア」の痛みに耐え、
入院から20時間、声を殺して陣痛と戦っていましたが、一向に開かない子宮口。

そこで担当医から告げられたのは、「このまま朝まで待っても進展がなければ、緊急帝王切開になる」という言葉でした。

自分1人で聞くわけにはいかないと思った夫が、
一旦私たちの家に戻り休んでいた実家の父母に連絡を入れました。

気になって眠れなかったという父と母。
話を聞き急いで病院に来て、再度担当医の話を聞きました。

「あんなに痛みに耐えて、弱音も吐かずに頑張っていたのに…」
「私がもっと、安産できる体に産んであげられていたら…」と
私に気付かれないように泣く母。

夫も、
「それなら、もう痛みに耐えるさやけんを見るのは辛いし、かわいそうだから、すぐに切ってあげて欲しい。なんであと6時間も耐えさせるんだ。」
と思っていました。

私は私で、
「せっかくここまで頑張ったのに。
どうせ帝王切開になるなら、はじめからこんな痛み感じる必要なかったのに。

あのラミナリアの激痛はなんだったの?あんなに、あんなに辛かったのに。
頑張ったのに。なんで。なんで?」

と頭の中をぐるぐると回っていました。

出産に挑む際、「絶対に弱音は吐かない」「痛いと言わない」「助産師さんと担当医の言うことをきちんと聞く」と心に決めていたのに、

とうとう、ただ、一言、弱音を吐いてしまったのでした。

つづく…

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⇒作者:さやけんさん
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