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20時間以上経っても進まない陣痛、その時医師から告げられた言葉は…【初めてのお産編⑤】 by さやけん

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◆前回のお話はこちら

さらなる苦しみを産むこととなった言葉

 

ラミナリアの辛さを乗り越え、
次に私に訪れたのは妊婦の夏…そう「暑さ」でした…。

「妊婦は冷やしてはいけない」と言われ続けていたため、

「今日はちょっと寒いからクーラー弱めるか消そうか?」との母からの問いに
「うん。いいよ。」と答えてしまった私。

ここから「暑さ」との戦いが始まりました。

本当に、暑い。暑い。アツイ。あつい!!

 

あ…でも…

ふと気が付きました。

夫も、父も母も、私が陣痛が始まったなんて言ってから、
恐らく寝る暇がなかっただろうな。

ちょっと休ませてあげないと…

そう思い、「どうせまだまだ産まれないから」と父と母に一時的に帰るように促しました。

 

その後、仕事を早めに切り上げて早退してきてくれた夫にも、
「たぶんまだ産まれないから寝ておいて。何かあったら起こすから。」と

暑いため自分は使わない枕と布団を夫に渡し、
眠ってもらいました。

その間できるだけ声を殺し、起こさないように静かに静かに陣痛に耐えました。

 

入院開始して以来、何度か助産師さんが内診をしてくれたものの、
入院から20時間以上経過しても一向に「4cm」から子宮口が開かず、
急遽助産師さんが担当医を呼び出し深夜に診察が行われました。

その時告げられたのが

「このままだと赤ちゃんも、母体も、体力が奪われるだけで良くない。
朝6時になっても進展が無い場合、緊急帝王切開しましょう。」との言葉でした。

つづく…

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⇒作者:さやけんさん
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本記事は個人的体験談などに基づいて作成されており、脚色なども加えられている場合もあり、必ずしも各読者の状況にあてはまるとは限りません。この記事の情報を用いて行動される場合、ご自身の責任と判断により対応いただけますようお願い致します。尚、記事に不適切な内容が含まれている場合はこちらからご連絡ください。
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