そんな言い方しなくても…。私にトドメをさした旦那の言葉【子連れ外出でまさかのケガ!私が起こしたしくじり③】 by 宝田くま子
前回、イスから落ちて頭をぶつけたたかぷー。
慌てて病院を探すも、今度は保険証を持ってきていないことに気づき、さらに慌てるくま子でしたが、その後なんとか病院にたどり着くことができました。
今回は、診察を受けるお話になります。では、どうぞご覧ください。
【病院に着いてまず尋ねたことは】
やっとの思いで、病院にたどり着くことができ、ひとまず安心もつかの間、まずは診察してもらえるかどうか、受付で尋ねてみました。
保険証を忘れてきたことを話すと、受付の人が慣れたように説明してくれました。とりあえず今日は全額負担で会計をし、後日、保険証を持ってきたときに、返金してくれるとのことでした。
「あ~、また2時間かけて来なきゃいけないのか・・・」と一瞬思いましたが、まずは、診察してもらえることにすごく安心して、体の力が抜けたのを覚えています。
【レントゲンで大泣き?!】
やっと泣きやんで落ち着いたたかぷーでしたが、レントゲンを撮るために、動かないよう押さえつけたのが嫌だったのでしょう。またまた大泣きしてしまいました。診察のためとはいえ、泣かれるのは辛いです。ましてや自分の不注意でケガをさせてしまったので、その懺悔たるや否や、どうしようもない後悔と自責で心が張り裂けそうでした。
それから数十分後、レントゲン写真が出来上がったので、やっと先生に診察してもらえました。
骨には異常がないと聞いて、心から安心しました。しかしながら、赤く腫れ上がったおでこに貼られた傷パットが、なんとも痛々しかったです。
「本当にごめん、たかぷー。ママがきちんと注意していれば、こんな痛い思いさせなくて済んだのに・・・、ごめんね、おでこ痛いよね、ごめんね。」
たかぷーのおでこをさすりながら、何度も何度も心の中でくり返しました。そして、絶対にもうケガをさせないように、危険が考えられることはやらない、目を離さない、とにかく気を付けようと、大反省会をいたしました。
会計も無事にすませ、車に戻り、大事にならなかったことに改めて安堵し、これまでの経緯をパパに連絡することに。
ええええええええ------!?!?!?
まさにその通りなんですけど、状況も聞かずそんな言い方しなくても・・・。
もちろん何を言われても仕方のないことをやってしまい、もしかしたら取り返しのつかないことになっていたかもしれない訳ですから、旦那が言うことは正しいのですが・・・。
ほっと一息ついたところで、この一言はきつかった。
そして、今まで怖くて不安だった気持ちと、懺悔と後悔と自責で追いつめていた気持ちが一気に解放されてしまいます。
こみ上げてきた感情を抑えることができず、思いのまま旦那にぶちまけてしまいました。今思うと完全に逆切れですね。でもこの時は、自分をすごく追いつめていたので、さらに旦那にとどめをさされ、気がおかしくなりました。
さて、たかぷーの具合も気になるところ、夫婦の具合もどうなるのでしょう。
つづきはまた次回です。
◆今までのお話
★子連れ外出でまさかのケガ!私が起こしたしくじり
第1話 ゴンッ!という鈍い音が鳴り響き…
第2話息子を一刻も早く病院へ…!しかし、さらなる事態に見舞われる?!
作者:宝田くま子さん
インスタグラム takarada.kumaco
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