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血縁がない人たちへのカミングアウト【我が家の自閉症長男あー、カミングアウトについて。④(終)】 by よいこ

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我が家の愛すべき長男あーは、自閉症&ADHD(注意欠陥障害)です。

明るく素直でおしゃべりなあーは、一見障害がわかりづらいタイプ。

周囲に対する障害の公表(カミングアウト)については迷いがありました。

◆前回のお話

孫の発達障害を知ったばあばの意外な言葉【我が家の自閉症長男あー、カミングアウトについて。③】

 

あーの祖父母に続いて、今回は血縁がない人編。

言わば他人ですよね。

私のママ友に関して言えば、

あーの障害を疑い始めた段階から、公的機関への相談、受診、療育の選択、開始、などなど

ママ友に相談したりアドバイスや励まし、紹介を頂いたりなど幅広く助けてもらいました。

まさに遠くの親戚より近くの他人!

毎日のように登降園に付き合ってもらって、園行事も経験し、プライベートでも親交のあるママ友さんはある意味誰よりも感謝すべき存在でした。

マジありがたい。

ですが、問題は「あーを知らない人」。

例えば漫画にあるような、一期一会の人。

いくら私があーの障害を受け入れていても、

他人が、しかも初めての育児で不安の中手探りの毎日の人に、

障害の可能性をほのめかすような、いや、ちょっとでもチラつかせるようなこと…。

とてもじゃないけどできませんでした。

 

同様のことは、弟のいーが大きくなり、いーの世界が広がる中でも日々起きています。

いーの同級生のママさんとの交流の中でも、

カミングアウトについては悩みのたねです。

さらっと言うべきなのか、

そんなに付き合い深くないのにいきなりそんな重い話していいんだろうか。

 

会社でも、うちよりお子さんが小さい方が多い中で、

「うちのお兄ちゃんもそうだったよー。」

と言うことは山とあります。

 

でも、「発達障害の子と同じ行動取っている」と聞いたら、それだけで不安に駆られてしまいはしないでしょうか。

少なくとも私はそうだった…。

 

というわけで、最近のカミングアウトは慎重にしています。

あーのことを隠したいとかそんな気持ちは微塵もないのだけど、

これも一つの処世術ということで…。

 

(と、言うほどでもないんですがね…。)

 

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◆今までのお話はこちらから

我が家の自閉症長男あーくん、危機一髪。シリーズ
第二子帝王切開出産物語。シリーズ
第一子帝王切開出産物語。シリーズ
逆子物語シリーズ。
転勤族ゆえに…子連れフライトデビュー!シリーズ

⇒よいこさんの作品をもっと読みたい方はこちらから
⇒ブログ 地獄でなぜ悪い。~自閉症&ADD長男との待った無しDAYS


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