運動中、今まで感じたことがない激痛が…!【高齢出産なめてました。体力不足で色々と限界になった話②】 by 宝田くま子
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ちょっと散歩しただけでこんなに痛いし、息切れも半端ない。
これにプラス、スクワットと階段昇降運動をしなきゃなんないなんて・・・
「できる気がしねぇーーーー!!!」
と悲観しているところに、旦那様のジージョがご帰宅。
私は、今日の診察での話、歩いてみたら激痛が走ったこと、でも運動しなきゃ難産になるかもしれない不安、などをジージョに話してみました。
するとジージョが「じゃあ一緒に運動しよう」と言ってくれたのです。
ジージョからの思わぬ提案に驚きましたが、一人で痛みに耐えながら運動するよりも、誰かと一緒にしたほうが、気持ちを楽に運動できるかもしれない。
そして、次の日から早速ジージョが散歩や運動に付き合ってくれるようになったのですが・・・
まったくペースを合わせてくれないジージョ。
まるで自分の筋トレを楽しんでいるかのように、どんどんやり進めて、気が付けば一日の運動量のノルマ達成!!!
だいぶハードな陣痛促進運動1日目でしたが、きっと一人では、1時間、いや30分と出来なかったはず。
そばでジージョに励まされることで、なんとかやることができました。
そう思うとちょっと感謝ですね・・・。
しかし、ずっと寝てばかりの生活だった私には、急激な運動がもうしんどくてしんどくて。
この日はもうグッタリで、横になったら最後、自力で起き上がることすら大変なくらい、疲れ切っていました。
そしてくしばらくの間その場に横になり、パンパンの足や、ギシギシの股関節を休めていたのですが・・・
体の痛みで気づくのが遅くなってしまったのですが、冷静になってお腹の痛みに集中してみると、確かに痛い。
そして、なんかキュウ~っと張るような感じも・・・。
「まさかこれって・・・」
手元にあった時計で間隔を計ってみると、ぴったり5分間隔です。
さっきまで体中が痛くて動けなかったのが、まるで嘘のように飛び起き、あわててジージョの部屋に行きました。
人って興奮してアドレナリンが出ると、たいていのことは出来ちゃうんだなぁ、まったく動ける気がしなかったのに、すごいなぁ・・・と当時を振り返って驚くことの一つです。
そして、たった1日の運動で陣痛促進になったとは到底思えませんが、タイミングよくその日の夜に陣痛らしきものがきた私。
このあと荷物をまとめて、二人で病院へ向かいます。
日中の運動でかなりの体力を消耗した私。
果たしてこれから訪れるであろう長い出産に、耐えられるのでしょうか・・・。
次回に続きます。
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