慌てる前に知っておこう!出産・分娩のプロセス【すくすく妊娠講座】

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出産

妊娠10ヶ月となり予定日が近づいてくると、もうすぐ赤ちゃんとご対面です。
出産の進み方は個人によって差がありますが、基本的な流れは共通しています。
事前にお産のプロセスを把握しておきましょう。

出産開始の自覚症状

下記3つの症状がでてきたら、出産間近。いよいよ入院となります。

○陣痛

胎児を子宮の外に押し出す子宮収縮による痛みが陣痛です。
子宮が収縮することで子宮口が広げられ、赤ちゃんも下がることができるのです。
前駆陣痛とは、不規則な痛みが一定時間続いたあと、やがて痛みが収まってしまうもので本番陣痛の予行練習のようなものです。
痛みの間隔が10分おきになったら本格的に分娩がはじまったという合図。入院の準備をしましょう。

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○破水

破水(はすい)とは、赤ちゃんを包んでいる卵膜が破れて、羊水が母体外に流れ出すこと。多くのケースでは陣痛がピークを迎えるころに起こり、子宮口が開くと赤ちゃんが産道を降りはじます。
陣痛がはじまる前に破水した場合は、すぐに病院や産院に連絡しましょう。もっと読む⇒

○おしるし

おしるしとは、少量の血液の混じった「おりもの」のことです。出産時に子宮口が開き始めるときに、胎児を包む卵膜が子宮内壁からはがれてることも原因です。
おしるしがあると数日以内に陣痛が始まる場合が多いですが、もっと読む⇒

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●入院・出産の進行プロセス

出産の進み方は分娩第一期・分娩第二期・分娩第三期に分けられます。

○分娩第一期

10分間隔だった陣痛の間隔がだんだん短くなり、痛みも増してきます。痛みを感じる時間も長くなり、出産の中でもつらく長い時間となるでしょう。痛みを感じるたびに腰をさする、お尻をテニスボールなどで押すなど、自分なりの痛みの逃し方を見つけると少しは楽に感じるかもしれません。1人で乗り切るのが不安な場合は助産師さんやパートナーの手を借りることができるよう、あらかじめ協力を依頼しておきましょう。子宮口が全開に近くなると破水があります。

○分娩第二期

子宮口が全開大になり、赤ちゃんが誕生するまでの時期。病院で出産する場合は陣痛室や分娩待機室から分娩室に移り、分娩台に上がります。赤ちゃんは頭を回旋させながら産道を少しずつ進んできます。助産師さんの指導にしたがっていきみを繰り返し、赤ちゃんが出てくるのを促します。赤ちゃんは赤ちゃんの出てきたいスピードで出てくるので、時間がかかっても焦らないこと。頭が見えてきたらもう少し。助産師さんがいきむのをやめる合図をしてくれるでしょう。頭が出て肩が出て、ツルン! 感動のご対面です。

○分娩第三期

赤ちゃんが誕生した後、再び軽い陣痛が起こり、胎盤が出てきます。それまでの時間は数分から30分と、個人差があります。分娩第二期で会陰切開や会陰裂傷があった場合、この後縫合します。

カンガルーケア

産後すぐに赤ちゃんを胸に抱き、素肌で触れ合うカンガルーケア。秋篠宮紀子さまが悠人さまをご出産された際に行ったことで有名になりました。お互いの体温を感じることで母子の絆が深くなると言われていて、紀子さまがご出産された愛育病院をはじめ一部の病院や産院では導入されていますが、こちらで要望を出さなければ行われないことがほとんど。カンガルーケアを希望する場合はバースプランとして、あらかじめ出産を担当する主治医や助産師に伝えておきましょう。

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分娩方法

出産には色々な方法があります。

○自然分娩

自然分娩とは、できる限り自然のまま陣痛を待ち、薬品や器具を使うなど、分娩に医療の手を加えない方法の事をいいます。⇒もっと読む

○無痛分娩

無痛分娩とは、麻酔を使って出産の時に痛みやわらげる出産方法です。産痛は、子宮の発作的収縮および腹圧から発生しますが、それを全身麻酔または局部麻酔で和らげます。⇒もっと読む

○帝王切開

帝王切開とは、自然分娩ではママまたは胎児の生命のリスクが高いと判断された場合に、妊婦のお腹と子宮を切開して赤ちゃんを出産する方法です。⇒もっと読む

○誘発分娩

○自宅分娩

○アクティブバース

○LDR

○ソフロロジー法

○ラマーズ法

○水中出産

入院・分娩にかかる費用

どのような方法で出産するのか、どこで出産するのかなどにより出産費用は変わってきます。
平均費用は30-40万円前後のようです。⇒もっと読む

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