3ヶ月の息子を床に落としてしまった…!待っていた義母からかけられた言葉は…【初めて息子に怪我をさせてしまった日。④~最終話~】 by みつけまま
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◆今までのお話
前回からの続きになります。
私達夫婦が原因で起こってしまった事故。
緊張と恐怖と不安でいっぱいの中、ようやく総合病院での診察が終わりました。
CTスキャンをしないことを選択した私達に手渡されたのは、
「子供が頭を打った場合に気をつけるべきこと」
が書かれた1枚のマニュアルでした。
そこには、頭を打ってから特に24時間程度は意識障害の有無や嘔吐症状、けいれんやひきつけ、痺れや麻痺が起こらないかどうかを気をつけて観察するように、と書かれていました。
いくら「今は大丈夫」とはいえ、この後どこか悪くなるかもしれない。
夜眠っている間に、脳内で出血が起こってしまうかもしれない。
ただ見守ることしかできない歯がゆさと極限のストレス、そして腕の中で疲れてミルクを飲みたがる息子に、私は待合室で待つことが出来ず会計を夫に託し、息子を連れてフラフラと駐車場に向かいました。
※登場人物のマスクは省略しています。
夫から話を聞いて病院まで駆けつけてくれた義母。
その姿を見た瞬間に限界を迎えていた緊張の糸は切れて、私は人目も気にせず、駐車場の真ん中で泣きじゃくりました。
義母はそんな私に優しく寄り添ってくれて、
夫が会計を終えて戻ってくると、最早料理をする余力の残っていない私達の夕飯を調達するために、代わりに買い出しに行ってくれました。
帰宅した後、私と息子は夕方まで寄り添って眠りました
そしてその日の夜。
※次ページに続きます。
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