お腹の赤ちゃんとコミュニケーション!妊娠中期になったら胎教を始めてみよう!
おなかの赤ちゃんって、外の音を聞きながら大きくなっていきます。胎児のうちから子育てはスタートしているのです。胎教といっても難しく考える必要はありません。リラックスして、お腹にいる赤ちゃんと楽しく過ごすようにしましょう。
お腹の赤ちゃんを感じながら、自分なりの方法でコミュニケーションをとればいいのです。
・胎教とは。
これからお母さんになる妊婦さんが、穏やかな気持ちで過ごすと、お腹の赤ちゃんにとても良い影響を与えます。直接お腹の赤ちゃんだけに、影響するものではなく、妊婦さんを通してお腹の赤ちゃんに良い影響を与える事だと言われています。
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・いつから始めるか。
妊娠中期(5か月~7か月頃)から始めるといいです。お腹の赤ちゃんの耳が発達し、この頃から外の音を聞き取れるようになります。お母さん、お父さんの声が聞えるようになるので、たくさん話しかけてコミュニケーションをとってみましょう。つわりが落ち着き、体調も良くなってくる頃です。お腹の赤ちゃんへの胎教を、ゆっくり考えてみるいい時期ですね。
・胎教の効果。
妊婦さんが穏やかな気持ちで過ごすことで、産まれてきた赤ちゃんも、夜泣きが少なく落ち着いていたとの話もありますが、科学的には証明されていません。しかし、胎教を心がける事で、妊娠中に、少しずつお母さんになっていく自覚が生まれ、赤ちゃんをより近くに感じる事が出来ます。
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・どんなことをやってみる?
・あいさつをする。話しかける。
上記にもありますが、聴覚が発達して、外の音に反応するようになります。「おはよう」「おやすみ」等、あいさつを日課にし、ゆっくり話しかけてみましょう。産まれてから、赤ちゃんがお母さんの声に反応するようになります。どんなに泣いても、お母さんが話しかけると泣き止む場合があります。また、兄弟姉妹が、お腹の中の赤ちゃんによく話しかけていると、産まれてから赤ちゃんが反応するとも言われています。お腹の中からちゃんと聞いていたんだなって、幸せを感じる事でしょう。家族みんなで話しかけて、みんなの会話をたくさん聞かせてあげましょう。ケンカも聞こえますから、気を付けましょうね。
名前が決まっていたら、名前で呼んであげましょう。まだ名前は決まってなくても、ニックネームのような愛称を決めて、お腹に呼びかける事も楽しいですよ。
・マタニティヨガ
ゆったりとした動きと呼吸で、心身ともに落ち着くことができるヨガは近年妊婦にも大人気。
胎教のひとつとして定着しました。手足をすばやく動かすこともなく、リズム感も要さないので、運動が苦手な人でも安心。
・お腹を触る。手を当てる。
お母さんがお腹に手を当てると、愛情ホルモンといわれるオキシトシンが分泌されます。お腹の中にいる赤ちゃんを身近に感じ、素敵なスキンシップになりますね。お腹をなでで、愛情を伝えましょう。きっと赤ちゃんにも届き、幸せを感じてくれますよ。まだお父さんになる自覚が整ってなくても、お父さんにお腹を触ってもらい、赤ちゃんを感じてもらいましょう。胎動があると、また一層幸せを感じますね。
・音楽を聴く
胎教でスタンダードな音楽鑑賞。胎教といえばモーツァルトと言われるほどですが、静かなクラシック音楽のリラックス効果が高いのは確かです。しかし、自分が好みの音楽でもないのに「お腹の赤ちゃんのために」という理由で聴いていたのでは、リラックスできるはずがありません。自分が心地よくなれる音楽だったら、ジャンルは気にしなくてOK。自分でお腹の赤ちゃんに歌ってあげるのもいいでしょう。
・本に親しむ
部屋で体を休めるときは、視覚的に刺激の強いテレビより本がおすすめ。漫画で笑うもよし、小説の世界に浸るもよし、出産や育児の知識を貯えるのもよし、写真集などでヒーリング効果を楽しむもよし。赤ちゃんが生まれてしばらくは体とともに目も休めなければなりませんし、ゆったりした時間を過ごすことが難しくなります。妊娠中にたっぷりと本に親しんでおきましょう。
・キックゲームをする。
胎動が活発になり、胎教を取り入れてコミュニケーションが取れてきたら、キックゲームにチャレンジしてみましょう。胎動を感じる時に、お母さんがお腹をポンと叩いてみましょう。お母さんの叩いたところに反応したり、同じところを蹴ろうとするのが分かります。不思議ですね。きちんと伝わっているのです。お母さんの楽しそうな声や、ポンポン叩く音、振動がお腹の赤ちゃんに伝わって、素敵なコミュニケーションとなります。
お茶を飲む
部屋でのリラックスといえばお茶もはずせません。コーヒーや紅茶といきたいところですが、カフェインが多く含まれているものは妊娠中におすすめできません。ハーブティーなどノンカフェインでリラックス効果の高いものを選びましょう。マタニティ専用のハーブティーも各メーカーから発売されています。ただし、強壮作用の強いセージ、覚醒作用が強いローズマリー、性ホルモンを刺激するコンフリーなど、避けた方がよいハーブもあるので、注意も必要です。
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●パートナーと一緒に
赤ちゃんが生まれる前からパパになる心構えをしてもらうため、パートナーも一緒に胎教を楽しんでもらいましょう。お腹をさすってもらったり、話しかけてもらったり、部屋でリラックスしているときはその時間を共有したり、できることはたくさんあります。お腹に耳をあて胎動を聴く、聴診器を用いて話しかけるなど胎教に熱心なパパもたくさんいます。
・適度な運動と食生活。
お腹に手を当て、赤ちゃんに話しかけながら、ゆっくりウォーキングをしてみましょう。マタニティヨガもいいですね。からだの血流がよくなり、気持ちが安定します。妊娠後期に向けて、体重が増えていくので、バランスのとれた食生活を心がけましょう。何気ない事ですが、これも大切な胎教のひとつです。
・胎児への悪影響。
妊娠中は、精神的に不安定な事がたくさんありますが、その不安に思う事やイライラした気持ちが、お腹の赤ちゃんに伝わってしまいます。それは、ストレスホルモン「カテコールアミン」が分泌され、胎盤を通してお腹の中の赤ちゃんに影響を与え、ストレス状態になるのです。産まれた時に、情緒不安定な症状が現れる事もあります。多少ならば問題ないとされていますが、気を付けておきたいですね。
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・大切なことは、穏やかな気持ち。
妊娠生活、心身共にいろんな変化を伴います。精神的に不安定な時もありますが、お母さんが穏やかな気持ちになる事が一番大切です。仕事等で忙しく、ゆっくり胎教出来なくても、焦る事はありません。胎教は、お母さんの体調がいい時に、少しずつ取り入れてみてください。うまくいかなかったら少し休んで。大きく深呼吸をして、お腹に手を当てて、赤ちゃんに話しかけてみましょう。胎教がうまく出来ないと言って、イライラしてしまっては本末転倒です。穏やかにいられることを、一番大切にしましょう。
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