ADHDの息子を落ち着かせる魔法の呪文【多動ピーク時に行ったADHD息子とのディズニーランド④】 by ラム*カナ
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そう、
「降りたらアイス食べよう」
という魔法の呪文を唱えました。
アイスは裏切らない。
ありがとうアイスクリーム。
アイスを食べたあと、歩いていると、ぼちぼちお昼のパレードの場所取りが始まっていました。
(パレードかー。見せてあげたいなー。)
ここまで、長時間乗車した電車も、40分に及ぶアトラクションの待ち時間もクリアしてきた長男、もしかしたらパレードの場所取りの1時間もがんばれば待てるのでは…?と思い、恐る恐る「パレード見るまでの1時間、待てる?」と聞いてみると
なんと待てるとの返事。
早速空いている場所にシートを敷いて、2人で座ってみると…
ある意味予想どおりー!!
じゃあ、よし…次はアイスに次ぐ魔法の呪文だ。
「ポップコーン食べる?」
最強アイテムポップコーンを手に入れ、無敵になった私たちはパレードの場所取りを再開しました。
ちなみに3歳の息子、ポップコーンをケースいっぱい渡されたのは初めてです。
なにが起こるかというと…
興奮と混乱が入り混じった様子のポップコーンまつりでした。
すごい勢いで食べていたので、何個か地面にも落としたのですが、長男はなんの躊躇いもなく、落ちたポップコーンを食べていました。(白目)
ここで、私は思い出しました。
ディズニーランドの清掃を行うカストーディアルというキャストの方々は、地面を掃除する際、“地面にポップコーンが落ちても気にせず食べられるくらいのキレイさ”が基準だと聞いたことがあるのです。
カストーディアルの皆さん…、ここにいます。
まったく躊躇せず食べる子が。
キレイな地面をありがとうございます。
【ディズニーランド2人旅を経て】
そして無事、待ち時間もクリアし、念願だったパレードにも大満足。
時間があったのでポップコーン(武器)を手に、もう1つアトラクションに並び、楽しいジャングルクルーズの船旅も体験することができました。
そんな私たちの初めてのディズニーランド2人旅でした。
正直に言うと、
非常~~~~~に大変でした(笑)
さすがADHDなだけあり、落ち着きのなさがピカイチなので、対応したり工夫したりがものすごく大変でした。
でも、そんなことは予想範囲内。
その大変さより、何倍も強く感じたのは楽しさと嬉しさでした。
私は息子が2人なので、『親と一緒に出かけてくれる期間は短いかもしれない』と考えているのもあり、長男と2人でディズニーランドに来られたという貴重さと思い出深さ…、これは本当に宝物です。
【後日談】
さて、ディズニーランドに出かけてから数日後、長男にクイズを出題してみました。
「この前行ったところはどこでしょうか?」
(模範解答:ディズニーランド)
「じゃ、じゃあ、乗ったものは覚えてる?」
(模範解答:SL,船)
くっ…!大正解だよ!!
以上、3才だったADHD長男と行ったディズニーランド2人旅でした。
4回に渡り、読んでいただきありがとうございました!
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