同じ苦痛を我が子に味わわせない為に【育児をしくじられて大人になった結果④】 by ふくふく
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◆ひとつめは……
理由は何だっていいんです!
子供自身が考えたなら、なお素晴らしい!
『親に怒られるから』が理由だと、親から離れたら、親に見えない所ではやらなくていいって思っちゃいますもん。
私みたいにね(笑)
◆ふたつめは……
これは子供達がまだ未就学児だからというのもあるのですが、お片付けってやりたくないタイミングってあると思うんです。
そういう時は無理強いせず、ぬいぐるみ1個だけ片付けさせて終了にしたりします。
たった1個でも、お片付けという行為はしてもらいます。
そして、それを褒めてます!!
徹底的にやらなくても、1個でもお片付けしたら偉い!!
無理にやらせて
「お片付け=嫌々やらされるもの」
と刷り込まれてしまい、私みたいに散らかったお部屋に憧れを抱くようになっても困りますから(笑)
前回書かせていただいた通り、苦痛な事を無理矢理やらされ続けると『異常な憧れが生まれる』と私は感じています。
あくまで私個人の考え方です。
今後、子供達の成長と共に変化していくとは思いますが、ベースとなるこの2つは変わらないんじゃないかなと思っています!
【自分のようにならないでほしい】
自分の苦労した部分って、子供にはそうなってほしくないなって思いませんか?
よく、自分を育ててくれた人(祖母)を反面教師にしている、と伝えると
「(過去の経験を)反面教師にできてるならいいね」
と言われたりするんです。
確かに今、過去の経験をプラスに変える事はできています。
でも、大人になって幸せだったら子供時代が苦痛だったとしても帳消しだよね!
……とは私は思わないです。
可能なら、笑顔に包まれた穏やかな子供時代を過ごしたかったですもん(笑)
よく分からないまま祖母の世界に従い続け、怒鳴り合いの喧嘩を見せられ続ける毎日だったので、我が子には笑顔に包まれた家庭を提供できたらいいなと常に思っています。
【次回からのとんでも祖母エピソードは!?】
今回で"お片付け"のお話は終了です!
次回からは、私が祖母にされていた
【ダブルバインド】
のお話を書かせていただきたいと思います!
ダブルバインドとは、指示や命令に矛盾があり、従わざるを得ない状況に置く事。
このように、言ってる事とやってる事がちぐはぐな上、立場上従う以外の選択肢がない……そんな状況。
大なり小なり多くの方が、
子供にやってしまった!
子供時代に親にやられた!!
と思ったかもしれません。
これを繰り返すと、人の顔色を伺うようになったり、自分の考えを主張する事ができなくなると言われています。
私が祖母にされていたダブルバインドは、大人になった今思い返しても
「それ言ったら可哀想だよ……」
と子供時代の自分を慰めたくなるし、現在でも心の片隅にしこりとなって残っています。
是非、お読みいただけたら嬉しいです!
◆今までのお話
⇒作者:ふくふくさん
⇒インスタグラム fukufuku_diary
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