最初のお産で懲りた私が次に選んだのは…?【産院選びも相性が大切!④】 by Michika
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【初めての助産院】
え⁉︎
妊娠の確認、まさかの尿検査のみ⁉︎
モニター等も使って確認するイメージでしたが、尿検査って正確性高いんですね。
(後日、提携の総合病院でしっかり妊娠判定を行ないました)
全体的にゆる〜い感じの健診。
待たされることもなく、
1対1でじっくりゆっくり。
助産師さんのお人柄も朗らかで雰囲気もやさしい。
他にも何人かの助産師さんにお会いしましたが、みんなやさしくて穏やかな方ばかりでした。
1人目の時に無駄に?こだわっていた『女医さん』(正確には先生ではありませんが)という点も思いがけずクリアです。
ちなみに予約はしていなくても、先約がいらっしゃったのは2回くらい?でした。
そしてほとんど待たされません。
政令指定都市に立地しているとは思えないゆるさでした。
初期、中期、後期で3回だけ提携の総合病院で診察を受けましたが、それ以外は簡易的な内容のみの健診だったので、費用も補助券だけで収まり、支払いなし。
お財布にも優しかったです。(大事!)
【降りてこない赤ちゃん】
いよいよ予定日が近付くと、1人目の時と同じで全然赤ちゃんが降りてきていなかったため
「次の健診でも変化がなければ、刺激してみましょうか」
と言われました。
刺激…!!
あの、ちょっと性格のキツイ女医さんにされた激痛の処置が思い出されました。
またあれをされると思うと怖くて、なんとか降りてきてくれないものかと、次の健診まで歩き回りました。
そして次の健診。
「降りてきてないみたいだから、刺激しましょうね。ここに座って。」
完全にビクついている私の元に助産師さんが持って来たものは…
…ん?
洗面器?と、、、
助産院での『刺激』は、フットバスでした。
温かい血を巡らせることで子宮に刺激を与えるとのこと。
そ、そんな平和な方法があったとは…!!
その後毎回フットバスでリラックス刺激するものの、それでも赤ちゃんは降りて来ず、追加の刺激をすることになりました。
今度こそと焦りましたが、追加の刺激というのは、、、
手の甲のツボへの『お灸』でした。
フットバス&お灸の合わせ技で何度か頑張りましたが、私の赤ちゃんはお腹の居心地がいいようで、予定日を1週間以上過ぎてもまだまだ出てくる気配がなさそうでした。
「ひましゆを飲んでみましょうか」
「?」
次に提案していただいたのは、聞いたことのないワードでした。
「ちょっと飲みづらいから、、、牛乳を用意して、交互に飲みながら全部飲み切ってね。」
手渡されたのは「蓖麻子油」という名の油でした。
油を直飲みするのはもちろん初めてでしんどかったですが、あの痛〜い内診での刺激に比べたら何のその。
牛乳で口に残った油をさっぱりさせながら、なんとか飲み切りました。
と…
グルグルグルグル!
急激に腸が動くのが分かりました。
どうやら、初産の時に経験した『浣腸』と同じような効果があるようです。
あの時と同じように腸を空にすると、また急激にお産が進みました。
【幸せな思い出ばかりだった2人目の出産】
その日のうちに助産院に行き、陣痛室で痛みと闘っていると、なんと苦しむ私を放ってダンナがベッドで熟睡してしまいました。
響き渡るダンナのイビキ…呆れつつ痛みに耐えていると助産師さんがやってきて、「よかったら分娩台に来る?」
助産師さんはそのままつきっきりで、お産が始るまでずっと分娩台の上の私の背中をさすってくださいました。
後から聞いた話ですが、この時に分娩台に連れて行ってくださったのは、単に夫が眠ってしまっていたからというだけでなく、私の痛がり方から、体を横向きにした方が楽と判断したからだったそうです。
そんな、1人1人に丁寧なケアをしてくださるなんて…!
助産師さんのやさしさと心のこもった対応に救われました。
その後、初産の半分の所要時間で無事に次女を出産。
入院中は、なんとたまたま他に入院されている方がおらず、私たちだけの貸切り!
シャワーも自分の好きなタイミングで浴びれるし、改めて時間を作っての細かい指導などもなく、ひたすらゆっくりするように言われました。
『天国かな、ここ。』
親戚や友達も何人もお見舞いに来てくれて、とても楽しい入院生活でした。
最初の出産をした産院で受けた塩対応は、人手不足で大変な状況なんだから仕方なかったと思います。
不満を感じない方もいらっしゃるでしょう。
しかし私の場合は、この助産院で温かさに包まれゆったりとしたお産を経験し、自分が求めていたのはこういう形だったんだと思いました。
次女の妊娠出産は幸せな思い出ばかりが心に残っています。
もちろん、産婦人科も助産院も様々で、どこが合うかも人それぞれです。
年齢や状況によっても選択肢は変わってくるでしょう。
これからご出産を予定されている方、最近は口コミも調べやすくなっていますし、どうぞ『相性』の面も大切にして、あなたにぴったりの産院を見つけてくださいね。
ここまでお読みいただきありがとうございました。
感染症の流行などで大変な状況ではありますが、どうぞご自愛ください。
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