息子の治療で長引いた入院生活に旦那が言った言葉は…【産後即ワンオペ!③】低体重児だった息子の体重を増やすために奮起した話。 by カコマツ
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【不安と焦り】
眠たい目をこすりながら、3時間おきに授乳して、一人の時は乳腺マッサージをして、努力はしていたのですが、母乳は全然出ませんでした。
気付けば、辛くて一人の時に泣いていました。
息子の体重はみるみるうちに減っていき、生まれてきたとき2600グラムだった体重が、2500グラムまで減っていました。
元々、低体重だった息子。
不安で胸がざわざわして、助産師さんに何度も
「ナースステーションで息子にミルクをあげてますか? 母乳だけだと衰弱してしまうのではないでしょうか?」
と訴えかけましたが、
「ミルクをたらふく飲ませてしまうと、母乳を飲まなくなってしまい、益々母乳が出なくなってしまいます。頑張りましょう!」
と、言われ、
不安と焦りでノイローゼになりそうでした。
助産師さんはプロなので大丈夫と頭ではわかっていても、我が子のことが心配で夜も安心して眠れませんでした。
【新たな不安要素】
更に落ち込むことが起こりました。
息子の黄疸の数値が高く、このまま下がらないようであれば、退院を一日延長して、24時間機械に入って光線療法が必要と説明されました。
新生児にはよくある症状で、光線療法も安全とわかっていても、心配で気が狂いそうでした。
結局、数値は下がらず治療を受けることになりました。
光があたらないように、目にガーゼを貼られた息子が、授乳の時だけ3時間おきに、私の部屋に連れて来られるのですが、その姿を見て、また泣いてしまいました。
今にも壊れそうなくらいな細い手足に、ほっそりした顎、赤ちゃんは丸々してると思っていたのに、華奢な息子が、治療を受けてるなんて……、私の母乳さえ出れば……。
そんな気持ちでした。
旦那に退院が一日延長したことを伝えると、怒り口調で文句を言うだけでした。
私が退院したら、家政婦としてコキ使いたいのがミエミエで、愕然としました。
退院日、息子の体重は2400グラムまで減っていました。
2500グラムを切ってしまったので、心配で、もっと入院していたい気持ちでしたが、そのようなことは出来ないので、不安な気持ちで帰る支度をしました。
その日、旦那は仕事だったので母に迎えにきてもらいました。
外は雪が降っていて気温が低かったので、息子をおくるみに包んで、温かくして帰りました。
息子の体重、旦那との日常が戻ること、あらゆる不安を抱え、一週間ぶりに帰宅した我が家は旦那によって散らかされていました。
つづく
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