
子供の頃の自分を思い出しました。
学校に行く事の不安。失敗や恥ずかしさの想像が強く、行動する前から諦めや逃げる事しかしなかった。
その頃の私は母にその気持ちを訴えてもなかなか聞いてもらえず、そんな不安を抱えてしまう自分は
間違っているんだとますます自信がなくなっていきました。


小学校に上がった息子は、案の定様々な想像をして不安でいっぱいになり、学校への行き渋りが日に日に強くなっていました。
「私は子供の頃、母にどんな声をかけてもらいたかったのだろう?」
小学生の自分の気持ちを思い出して、その時母に言ってもらいたかった言葉を考える事にしました。



しっかりと話を聞いてその時は納得してくれたのですが、結局翌日には『学校行きたくない!』が始まりました。
それでも息子の親として、これからも気持ちは伝えていこうと思います。
私の母もきっとたくさん悩んだと思います。今の私は病院の先生や学校の先生達と何度も話をして
息子が楽しく過ごせる方法を考える事ができますが、当時の母ひとりではどうする事もできなかったと思います。

私にとってはマイナスでしかなかった選択も、それが結果として息子の為に繋がるのなら
その頃の私自身が救ってもらえたように感じました。
まだまだこれからも親子で手探りな状態ではありますが、楽しく頑張っていこうと思います。
おわり
