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『夫とは別れよう』鞄一つと娘を連れて私は家を出ました。【産後クライシス④】 by 水谷テトム
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◆前回のお話
誕生日のプレゼントの一件はあまりに悲しくて、翌朝は夫と口もききたくありませんでした。
私は“怒っているんだぞ”という意思を分かってほしくて無言で布団から出ないという行動に出ました。
でも夫は「なんだこいつめんどくせえな」という空気で…
最初に「朝だよ~。飯と弁当は?」に対して一言も返さない私に、一言も声を掛けることもなく無言で出勤していったのでした。
夜、夫がこの状況で家に帰ってきても、会話したいとも思えない…
この先この人と一緒にやっていける気がしない。そう思いました。
そうだ、もう離婚しよう。
あまりに極端です。日々の積み重ねなんてなかった。
この日、突然私は夫と別れようと決意しました。
まずは家出だ。失踪だ。心配して連絡してきたらその時離婚を言い渡してやる。
それぐらいの勢いで、私はパンパンにした鞄ひとつを持って、ハナを抱いて家を飛び出したのでした。
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⇒作者:水谷テトムさん
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本記事は個人的体験談などに基づいて作成されており、脚色なども加えられている場合もあり、必ずしも各読者の状況にあてはまるとは限りません。この記事の情報を用いて行動される場合、ご自身の責任と判断により対応いただけますようお願い致します。尚、記事に不適切な内容が含まれている場合はこちらからご連絡ください。
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