台風が過ぎた後、迫られることとなった”決断”【4階だから大丈夫だと思っていたけれど…その日我が家は被災しました。令和元年台風19号④】 by はなうさ
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【なかなか眠れない2人…でも話さないといけないことがあった】
その後もなかなか眠れない私と旦那。
静かな部屋で、私は絵を、旦那は小さな灯りの横で本を読んでいました。
ペンは動いているのに、自分が何を描いているのかわからないくらい上の空で、
多分、旦那も本の内容がまったく頭に入ってないんだろうなぁとぼんやり思っていました。
すると、旦那が声をかけてきました。
「一回、話そうか」
きた。
一瞬緊張が走りましたが、心は妙に落ち着いていました。
大型の台風が過ぎ去り、ライフラインは途絶えたものの、家族のみんな無事で
住む部屋に浸水被害はなかった。
なかったけど…
この台風の2週間前に、マンションのすぐ近く、そして今回氾濫した川にさらに近い所に私たちは土地を買っていたのです。
建売住宅だったのですでに基礎工事が始まっていて、半年後に入居が決まったばかりでした。
今住んでいるマンションが沈水したということは
すなわち購入したその土地も確実に沈んでいるということを意味していていました。
人生で最大の買い物をした私たちは、またしても大きな決断を迫られることとなったのです。
◆今までのお話はこちら
★4階だから大丈夫だと思っていたけれど…その日我が家は被災しました。令和元年台風19号
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⇒作者:はなうさ
⇒インスタグラム hanausagimama
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