穏やかさを取り戻しつつあった日々にコロナ禍の影が…。再び忍び寄る、うつの恐怖。【アホ夫婦が産後うつ・産後クライシスから回復するまで⑳】 by たんこ
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年長さんである上の娘は落ち着いて一人遊びをしてくれるため、娘がいても二倍大変というわけでもなく、
むしろ、息子を一緒にみていてくれる娘の存在がとてもありがたかったです。
感染リスクを考え、母の助けを借りることも控えるようになり、
夫は病院へ出勤し、私は子ども二人を見ながら自宅で仕事をする、そんな日々が始まりました。
ですが、息子は遊びたい盛り・動きたい盛りでイヤイヤ期も始まった2歳児。
毎日いたずらをしては怪我をしたりで、目が離せない時期でした。
自宅で仕事、と言っても、そんな2歳児にヒヤヒヤしつつ相手をしつつの仕事。
集中できるはずもなく、仕事が進められるのは家族が寝静まった後でした。
しかし、毎日の疲れで仕事に向かえずに寝落ちることも多々…。
何でもすると言ってくれている夫の勤務先にもコロナ患者さんがやってくるようになり、家のことを手伝ってくれなんて、とても言える雰囲気ではありませんでした。
疲れた…。
でも、病院は、世界は、大変なことになっている。
仕事を失い、大変な思いをしている人もたくさんいる…。
私は、幸せなほうなんだ。楽なほうなんだ。
がんばらなきゃ。この家は私が守らなきゃ。
あれだけ言われた“一人で抱え込むな”を、また、忘れつつあったそんな時でした。
2階で洗濯物を干そうとしていた時、
息子が自宅の階段の一番上から、転落してしまいました。
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作者:たんこさん
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