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「4月からは遊び感覚では通えません!」福祉課職員の言葉の真意は…?!【泣いて笑って発達障害~療育を知らない世代の私たち~⑪】 by ワンタケ

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以上「4月からは遊び感覚では通えません!」でした。

療育先の指導員さんの表情が曇る理由が理解できた瞬間となりました。市の福祉課の職員さんの言い方から、療育に厳しい印象がビシバシと伝わってまいりました。

ちょっと嫌な言い方をされて頭の中のIKKOさんが「どんだけ~!」の節で「いいかた~!」と叫びました。多分口には出してなかったはずです。記憶が朧気ではありますが…。

 

【まず、「遊び」と思われた理由から】

 

ムスコの発達障害は恐らく世間的に「グレー」であり、更に言うと第一印象では「しっかりしている感」が漂うために「今までは遊びで通っていた」と思われたのだと推測しています。
手続きの場に同席したムスコは初対面ながらニコニコと愛想良く、「療育は不要なのでは?」とも思われたのかもしれません。

しかし!

ムスコは慣れれば慣れる程「耳のフタ」が発動し、集団行動での遅れが目立つタイプ。保育園でも切り替えの難しさに奮闘真っ最中です。

なんとか小学校に上がるまでに、本人や周りのためにも指示が入りやすく、切り替えもできるようになっておきたいところ。

 

多くの療育っ子と接する機会がある市の福祉職員からすると、「自傷や他傷がある子、または園でも加配(先生とは別の助っ人の大人)が必要な子」が最優先となるため、医師の診断書が無いグレーな子に対して疑問を持ったのかもしれません。

 

【市によって本当に大きく違うと実感】

 

正直な話、引っ越しをしなければ「療育の入り口は市によってこんなに違いがある」ということは知らないままだったと思います。

 

引っ越し前の市では…

市の療育士さんが市内の保育園や幼稚園を巡回し、先生や親と話し合った上で利用計画などの手続きを担い、療育へと繋いでくれました。

引っ越し先の市では…

市の療育士さんはいないので、母親が自ら動き、自ら医師の診断書を取り、自ら利用計画などの書類手続きをしてからのスタートになります。

 

どちらが正しく、どちらが正しくないかはさておき、後者の方は結構ハードルが高いなぁ…と私は感じました。

引っ越し先の市の3歳健診でも「え?療育に通っているんですか?全然大丈夫じゃないですか?」と、担当の若い新卒男子職員に言われたことからも、引っ越し先の市では「なるべく療育に行かせない」という雰囲気をビンビンに感じます。

 

「最初からこの市にいたら、療育に通うきっかけは与えられなかったかも…」とも思います。

 

そんな訳で、医師の診断書が無いまま療育に通っているムスコ。引っ越し先ではちょっとレアケースになってしまったため、引っ越し前にお世話になっていた療育士さんに連絡をし…次回「何を言ったらそうなるんですか!?」に続きます。

以上、揚げたてのタラの芽とコシアブラの天ぷらを食べたいけれど、自分で揚げたくはないから誰か揚げてくれないかな~と思っているワンタケがお送りしました^^

 

~第一話はこちらから~

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