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もう我慢ならない!先生に伝えたことは…【はじめて行った小児科の先生に息子が叩かれて私が怒ったエピソード④~最終話~】 by しろみ

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受付の看護師さんからの話によると

この日、この病院の院長を務める先生(ホームページに載っていた若い先生)は学会に出席のため不在、そのため元院長であるあのおじいさん先生が代理で診察を行っていたのだということでした。

いつも利用している他の患者さんたちも極稀にあるこの『代理の日』は避けて予約を取っているため、今日はすごく空いていたのだそう。

本来なら学会の日は休院日とするらしいのですが
なんでもあのおじいさん先生が自ら希望をして自分が代理として立っているという話でした。

 

 

息子が嫌な目にあったことは変わりなく、ありがとうと言われてもなぁと複雑な思いでした。

結局今日は何もしてないので代金はいただきませんと言われたので、そのまま外にいる旦那と息子と合流をしました。

 

泣き疲れたのか旦那の腕の中でぐっすりと寝ている息子。

私が来たのに気付き、またぐずりました。

 

 

帰り道は旦那に今日あったことを話しながら帰りました。

 

 

あの時は心底頭にきていたので胸ぐらでも掴んで

 

 

くらい言いたかったけど、流石に人間としてそこまでは口走ってはいけない。

そんなこと言ったらこの医師と同じ土俵に上がってしまう気がしたので言えなかったです。

 

 

結局私は車で行く距離にある、友達に勧められた小児科にワクチンを打ちに行きました。

 

 

送り主を見るとあの病院からです。

 

手紙は先日足を運んだが不在だったので郵送と手紙で失礼しますといった旨の文章で始まり、
父親が息子さんに酷いことをしてしまい本当に申し訳ありませんでしたという謝罪の言葉、そして今後父には代理を頼まないということが書かれていました。

今までも父親の態度が悪いということは看護師さんから聞いていたらしいのですが、手を出したのは今回が初めてで、息子の院長さんもこればかりは黙っていられなかったそうです。

 

そして更に後日…

息子を公園で遊ばせていると子連れのお母さん2人の会話が聞こえてきました。

 

 

会話の中から聞こえてきた小児科の名前は、

紛れもなく例のあの病院。

 

みんなあのおじいさんに嫌な思いをさせられていたんだ…。

 

 

【あとがき】

 

最後までこのシリーズをご覧いただきましてありがとうございました。
私も初めての育児で必死の時期、大切に育てた息子を叩かれたショックでこんな行動に出てしまいましたが、もしあそこで黙って我慢して言いたいように言わせていたらもっと後悔していたと思うので、今となっては悔いはありません。そして今回のことで私は大切な我が子を任せる以上、口コミはやはり馬鹿にできないなぁと思いました。

きっと育児をしているとこれからも理不尽なことが起こったりもするのでしょうが、私が守れる範囲では息子のことをこれからも全力で守ってあげたいと思います。

おわり

~第一話はこちらから~

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