恐怖の飲み会が終了した次の日…ついに事件発生【又原さんはマタハラが生きがい!?⑦】 by 白目みさえ
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【事件は次の日に起こりました】
保育士の資格をお持ちの相談員。
二階堂さんに声をかけたら二階堂さんの顔色が死んでました。
人間の肌って本当に土色になるんやなって思ったのを覚えています。
あまりに調子が悪そうだったのでどこが具合が悪いのか心配していたそのとき。
事務員の三村さん登場。
今の時代ならこれも立派なマタハラになるんじゃないでしょうかね。
女性で若くて具合の悪そうな人見つけたら
「やだ…もしかしておめでた…?」
ってやつ。
余計なお世話ですよね本当に。
三村さんもそういうタイプですか。
ちょっと具合が悪そうだからと言って何もかも妊娠とは限りませんやんか。
あ…ほんまにそうなんや。
ごめんなさい三村さん合ってたわ。
年の功なのかなんなのか妊娠を言い当てた三村さん。
それ以上追求することはなく、秘密も守ってくれるよう。
でも味方はしないんですって。
どうやら傍観を決め込むようです。
私はここら辺でやっと。
この施設の闇に気づき始めました。
妊娠ってそんなに戦慄するものだっけ?
二階堂さんは必死に私にも口止めしてきました。
さすがの私も「妊娠初期はまだ安定してないからかな☆」なんて思えないくらいの切羽詰まった表情と口調。
もう顔色が本当にやばかった。
本当に可哀想なくらい顔はこわばっていました。
とにかく「言いませんから」となだめて、別の部屋に移動していただいたのですが…。
今思えば私はもうこの時点で、又原さんによるマタハラ被害の第三者ではいられなくなったのです。
続きます。
~第一話はこちらから~
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