
恐怖の飲み会が終了した次の日…ついに事件発生【又原さんはマタハラが生きがい!?⑦】 by 白目みさえ
みなさんこんにちは。白目みさえです。
◆今までのお話
前回又原さんに飲みに連れて行ってもらい。
そこで又原さんが
・自分は不倫をしていてなかなか結婚できないこと
・だから幸せな結婚をして妊娠している妊婦に八つ当たりをしていること
が判明いたしました。
この職場にいる限り絶対結婚や出産はしない方がいいですよね。
【さて問題です】
よくSNSでありますよね。
ちょっとした愚痴を言っただけなのに「じゃあやめればいいのにw」的な浅はかコメント。
でもこの状況に関しては、浅はかじゃない人でも割と深刻な表情で
「さっさと辞めた方がいいんじゃない?」
と進言してくれそうです。
私も飲み会の最中、頭の中は警告音が鳴りっぱなし。
何度も「うわ…辞めたい…」と過ったのですが…。
心理の世界って本当に狭くてね。
心理士やってるってことはこの地域じゃAかBの大学院出てるよね?
Aの大学院ってことはC先生いるよね?
C先生には良くしてもらっててね…。
と秒で特定されます。
そして施設にいる子が病院に行ったり
逆に病院から施設を紹介されたり
大学院の先生も施設や病院に元々居た人だったり
非常勤で週1だけ通ってたりアドバイザーとして所属していたりして
あちこちがものすごく密接に絡み合ってて
どこに行っても「知ってる知ってる」ってなってしまうので
下手なことはできないんですね。
さらに噂が回るのもすこぶる早い。
履歴書には必ず出身大学院を記載しますから。
私もここに入職できたのは完全に自分の手柄だと勘違いしていたのですが。
ここの施設長が私の大学院の指導教官と仲がよく。
指導教官が私を推薦してくれていたことが入職してからわかったのです。
つまりここを辞めるにしても、何かそれ相応の理由やタイミングが求められるわけで。
「は?そんなんめんどくさ。個人の自由やん」
という意見はごもっとも。
個人の自由に勝手にするのは別にいいんですよ。
「その代わり悪い噂回って就職できなくても知らんからね」ってだけで。
そこまで理解した上でも「自分やったら辞める!」と言える方は本当に尊敬します。
是非そのまま強く生きていって欲しい。
私は一庶民なのでそこまで強い思いは持てませんでした。
※さすがに奢ってくださいました。
なんやかんや理由をつけて。
このときの私は
「最低でも当初の予定やった産休交代予定の1年だけ勤めよう」
とこっそり決意しました。
でもやはりどこかで…
「今のところ私は結婚してないし」
「今のところ私は妊娠してないし」
「1年勤めて辞めてから結婚も妊娠もしたらいいんやし」
「正規職員でもないんやから」
「又原さんが厳しいのは妊婦に対してだけやから…」
「私には関係ないか」
って思ってしまったのです。
※次ページに続きます。
★フォローして白目みさえさんの最新記事をチェック!
