やっと見つけた保育園の空き。でも…保育園探しの理想と現実【子育て素人すぎる私の詰んでる保活④~最終話~】 by され妻つきこ
3歳の男の子を育てているつきこと申します。
保活に関する4回の連載をさせていただき、今回ついに最終回となります。
◆今までのお話
前回は「保育園全落ちした話」についてお話ししました。
受け入れ保育園が見つからないまま、焦りだけが増す日々…。
【やっと見つけた保育園の空き…でも】
そんな中、ついに1件申請していた認可保育園から空きの連絡が!
そこは見学していなかったのですぐに子どもを連れて見学に行きました。
が、実際に見に行くと思っていたよりもボロい…?
雰囲気も結構怖くて、怒鳴る、とかではないのですが、1つ印象的だったのが保育士さんの怒り方。
言うことを聞かない子どもに対して「じゃあ勝手にすれば?」という冷たい態度をとっているところを目撃してしまい…。
ただ、冷静に考えると今まで見学してきた保育園と比べて明らかにボロいというわけでもないですし、しかも家からわりと近い位置にあるということで、絶妙に悩むことに…。
正直、心が折れかけてたので、「もうここでいいのかな」と思っていた自分がいます。
【夫婦の認識のずれ、その理由】
夫についに保育園の空きができたことを伝えると、「良かったじゃん!」の一言。
「良かったじゃん」? 私が一体何で悩んでるのかと…。
空きが出た園について私が思ったこと、感じたことを話すと、「過保護過ぎるのも良くない」という感じの反応でした。
そして、夫の強い主張は「自分たちの負担が増えることは避けるべき」というもの。
ここにきて、保活中ずっと夫と話が合わなかった原因がようやくわかりました。
私は今まで「子どもにとって」を一番にしていましたが、夫はどちらかというと、「家族にとって一番」を考えていた訳です。
まあ、それなら保育園探しも手伝って…とは思いましたが。
もっと範囲を広げて良い施設を探すことも検討しましたが、夫の言う通り、いくら施設が良くても遠い園に預けたら負担が増えるのは目に見えていました。
いよいよどうすればいいのか迷うことに…
【奇跡の入園】
ちょっと前から、家の近くに「園児募集中」と書いてあるわりに誰も出入りしていない謎の建物がありました。
「なんだろう?」くらいに思っていたのですが、この時ちょうどそれを思い出し、「最後に一応聞いてみるか…」という気持ちで電話することに。
すると、なんとそこは新しく新設予定の認可外保育園だったんです。
聞いてみるとオープンも近く、ちょうど来月とのこと。
「え!? こんな近くに!?」とびっくりしながら聞きに行くと、どうやら私が以前断られた認可保育園の予備的な存在の保育園を新設したとのこと。
施設も綺麗、家からも近く、料金も安かったので即決しました。
【保活の現実】
こうして、私の6ヶ月以上にも及ぶ長い保活は終わりました。
…正直、教育方針など保活を始める前に考えていた「保育園探しの基準」など考慮している余裕はありませんでした。
始める前は「子どもにとって一番良い保育園」を探していたのですが、いざ始めると実際そんな余裕は全然なし。
今回は奇跡的に受け入れ先保育園を見つけることができましたが、そうでなかったらと思うとゾッとします。
子育てにおける現実をこれでもかと突きつけられる私の保活でした。
終わり
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