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なぜそんなに終活は暗くて辛そうなの!?「親世代の終活」のイメージ【私たちと終活③】 by 林山キネマ

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【終活についてもう少し調べようと、図書館へ…しかし!】

 

エンディングノートを買ったあと、参考に見る程度なら図書館でいいかな?と 別の調べものの用事もあったので一緒に本を借りてこようと思いました。

 

 

市の中心の大きめの図書館なのに、終活の本がなかなか見つかりません。

機械で調べて置いてある場所がわかったのですが、それは「第二書庫」と呼ばれる場所。

図書館の入り口から一番遠い、奥の方にある薄暗い本棚がギュッと集まっている場所でした。

 

第二書庫の…その書庫のなかの、うんと奥のほうに行ってみると…

 

 

タイトルを見ると、気分が下がりそうな雰囲気の本がずらり!

しかも並ぶワードは「人生の最後」「人生整理術」「迷惑をかけない終わり方」「老後のお金が減る~」「認知と相続…」などなど

※あくまでも私の視点での個人的感想です。今現在出版されている最新の本はそうではないかもしれません。

 

 

 

尻込みしてしまいました。

本気で困った人だけが手に取りそうなタイトルが並んでいるのです。

 

私が唯一借りてみようかな?と思った本でさえ、大きな文字で『死後事務委任』と書いてありました。

私が気軽に借りた実用書や趣味やエッセイと違って、ちょっと時間あるときに開いてみようって雰囲気ではありません。

 

確かに、老後や死んでしまうことは楽しい事ばかりではないでしょう。

若く成長していく人の様子をみたら、年配の人は羨ましく思ってしまうかもしれません。

私自身も中学生や高校生を見ると「きっと大変なこともたくさんあるだろうな、でもたくさん良い思い出を作ってるんだろうな」と思います。

そして「肌も髪キレイで羨ましいな。私があの年齢くらいの時は体の不調ってほとんど無かったな。」って。

 

私でも今を十分楽しく過ごしてますが、無理をしたあとは体調に響きます。

でも今も、10年たっても20年たってもまだその年齢に応じた楽しみを見つけられると思っています。

 

ですが、私たちの親世代はそうでもないのでしょうか?

図書館にあるものが少し古いのもあったのでしょうか?

 

誰でも気軽に借りられる本が集まっている図書館の本でさえ…暗いイメージで、一般的な『終活』の近寄りがたさに驚いてしまいました。

 

次回は、そんな親世代の『終活』の残念なイメージを実感してしまう大失敗体験をお届けします。

 

☆続きます!

 

~第1話はこちらから~

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