母が唯一覚えていた体罰。私がとった『ある行動』が父の逆鱗に触れることに…【大人は覚えておけない④】 by 渡部アキ

ページ: 1 2

<広告>

   

 

私は他にも習い事をしていましたが、自分で「やりたい」と言ったものでなくても割とちゃんと通っていました。

勝手にサボったりすることもなく「あまりやりたくないなあ」と思っていても頑張っていたと思います。

 

しかし、スイミングだけはどうしても嫌でした。

夏の間は、近所の海や市民プールなどに毎日友達と遊びに行ってたので、泳ぐこと自体は好きでしたが、潜ったりバチャバチャ遊ぶことが楽しくて好きだっただけで、クロールや平泳ぎで泳ぐことには全く興味がありませんでした。

スイミング教室では、バチャバチャ遊ばせてもくれないし、興味のない泳ぎ方をみっちりやらされる事は、子どもながらに分かっていたのです。

 

なによりこの頃は「どうして私に何も言わずに勝手に決めてしまうのか」という反抗心も現れてきていました。

 

「このまま素直に水泳に通ったら、また勝手に何かを決められてしまう」

そう思った私は、「行きたくない」と何度言っても聞いてもらえない親に対して「隠れる」という選択をしました。

隠れる以外の選択肢は子どもの私には残されていなかったのだと思います。

 

 

しばらく隠れていると送迎バスの迎えの時間になりました。

母が私の名前を呼んで一生懸命家中探しますが、うまく隠れていたので見つかりませんでした。

そのうち「待たせるわけにもいかない」と、バスには先に行ってもらったため、私はスイミングの初回に行かずに済み、ホッと胸を撫で下ろしました。

きっと怒られるだろうな…そう思いながら恐る恐る隠れていた場所から出て来ました。

 

世間体をめちゃくちゃ気にする親なので、バスを待たせて人様にご迷惑をかけて、隠れて自分勝手なことをして…ときっと思ったことでしょう。

 

その怒りはすさまじく、この後は地獄絵図が待ち受けるのでした…。

 

 

つづく

~第1話はこちらから~

<広告>

 

すくパラNEWS公式YouTubeチャンネル毎日更新中!
チャンネル登録お願いします!

 

渡部アキさん記事一覧
⇒instagram @watanabe_aki
⇒blog AKIZAKKI(アキ雑記)

しくじり育児エピソード大募集!
c1ed5dd4765b7d63d0a30c1f9533c339

 

 

ページ:
1 2

フォローして渡部アキさんの最新記事をチェック!

---------------------------------------------
本記事は個人的体験談などに基づいて作成されており、脚色なども加えられている場合もあり、必ずしも各読者の状況にあてはまるとは限りません。この記事の情報を用いて行動される場合、ご自身の責任と判断により対応いただけますようお願い致します。尚、記事に不適切な内容が含まれている場合はこちらからご連絡ください。
<広告>

「渡部アキさんの記事をもっと読む」

 - ママ, 子育て ,



 - ママ, 子育て ,


  関連記事