

気持ちを全否定された長男は、行き場の無い気持ちを抱えて部屋の隅でうずくまってしまいました。
ここで怒鳴り散らした事を反省し、長男の気持ちに寄り添えばよかったのですが、
とにかく家を出発したい私は自分の思い通りにいかないこの状況に焦り、苛立ち…

育児におけるNGワードと言われているような言葉をたくさん投げかけて長男を追い詰めてしまうのです。
こんな言葉でまくしたてたところで、部屋の隅でうずくまり、拗ねてしまった長男には一切響くことはなく、長男は一向に動こうとしません。
三男は朝寝の時間になり、グズグズと泣き出してしまいました。
外に出て歩き始めさえすれば、抱っこ紐の中で三男は寝てくれるので、三男の泣き声がさらに「早く出発したい」とわたしを焦らせました…。
先に靴を履き、玄関まで行けば、さすがについてくるだろう…。
そう思い、長男を残して家を出るそぶりをみせてみます。

しかし全く動こうとしない長男に対して、焦りと苛立ちがピークに達した私は、
ついに…。
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