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上司の不倫相手と恐怖の遭遇。マタハラを繰り返してきた上司の新たな標的は…【又原さんはマタハラが生きがい!?㉔】 by 白目みさえ

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まずやられたのはこちら。

非常勤勤務者が多かった会社でしたので
「今日の出勤者」なるものがホワイトボードに書かれていて。
出勤者の名前が書かれている磁石を移動させるんですけどね。

もう「毎日来てる人」とかは大体貼られっぱなしなんですよ。

でもなぜか私の名札は律儀に毎日剥がされて枠外に貼られてるんですよね。
いや自分でやるけどさ。

 

マメやなおい。

 

毎日、毎朝、私のいない隙にコソッと外してくれてるんですよね?
しかも全部じゃなくて私の名前だけ。

そのマメさは別のところに使って…!

 

他の攻撃は私も見たことがあるものばかりで…

 

 

仕事を私に振ってくれない。

特に外部の人と関わるような仕事は絶対に任せてもらえなくなりました。

連絡や報告は一切せず知らんぷり。

自分が電話を受けた時くらいは分かりにくいメモで残してくれていたりしましたけど。

メールチェックをするのは主任の仕事なのに、私宛のメールが来ていても決して教えてくれませんでした。

会議などで私が発言をすると無視をして何かメモを始めたり書類を読み始めたりする。

「又原さん…?どうしましょう…?」と声をかけると「あ、ごめん聞いてなかった(笑)」みたいな対応。

相槌や意見はほとんどなく「はいじゃあ次!」って感じでまあ「無視」「塩対応」でした。

 

さすがに「みどり」にいる人は気づいていたと思いますけど。

外部の人がパッと見た感じだと気づかないレベルでした。
分かります?この女子しかわからない微妙な空気感というか。
一緒にいるんだけど、明らかに外されてる感があるというか。

他の人とは盛り上がるんだけど、私が部屋に戻ってくると会話が止まったり
あえて私の知らない話で盛り上がったり。

「被害妄想」と言われてしまえばそれ以上何も言えなくなるような。
巧妙かつ卑怯なやり方でした。

 

でも私は妊娠もしていないし特別に辞める理由がありません。
「職場でいじめられている」と訴えたところで認められなさそうな
ギリギリを責められているのもわかっていました。

 

なんの打開策も打てないまま。

誰にも相談もできないまま。

そんな生活に1ヶ月耐えたある日…。

 

桐生さんが…

 

久しぶりに桐生さんとシフトがかぶったある日。

職場の異変に気づいて声をかけてくれました。

第一声は「妊娠したの?」でしたけど。

又原さんが「妊婦にこういう対応している」という共通認識があるということですよね。

妊娠には気づかなくても、又原さんの対応を見ていると「妊娠」を疑うみたいな。

 

後から聞いた話だと、桐生さんはこれまでもこうやって
マタハラを受けていた職員さんには声をかけていてくれたみたいなんですけど。
みんなきっと「大丈夫です」「何もしないでください」みたいな
反応だったのでそれ以上何もできなかったんだとか。

 

でも私はもう嬉しくてすがるような気持ちで…洗いざらい話してしまいました。

 

 

※次ページに続きます。

 

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本記事は個人的体験談などに基づいて作成されており、脚色なども加えられている場合もあり、必ずしも各読者の状況にあてはまるとは限りません。この記事の情報を用いて行動される場合、ご自身の責任と判断により対応いただけますようお願い致します。尚、記事に不適切な内容が含まれている場合はこちらからご連絡ください。
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