相談せず退職を決めた私に、ずっと味方でいてくれた上司がかけた言葉は…【育児休暇後、会社勤めを続けられない。⑱】 by さやけん
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退職が決まってからも変わらず、こどもたちの体調不良で数日休みをとらなければならないこともありましたが
ありがたいことに入院するほど悪化はせず、なんとか引き継ぎ業務も終わりを迎えようとしていました。
そして上司の復帰当日。
退職を決断した経緯を一部始終話し、子育てと両立するために開業するという話まで伝えたところ…
育児休暇後、出勤が安定しなくなり悩んでいた時も
散々迷惑をかけたのに、挙句退職するという話を聞いた時ですら
嫌味を言われることも、恨み言を言われることも一度もありませんでした。
それどころか、「子育てが落ち着いたら戻ってきてね!」と言ってくれたり
「きっと、成功してね!」と、応援してくれたのです。
申し訳なくて、情けなくて、自分で自分が許せない気持ちがなかなか拭えない中
この言葉にどれだけ救われたかしれません。本当に最後まで、感謝しかありませんでした。
そして…
高卒で就職した私は、二度の転職はしたもののずっと会社員として働き続けてきました。
会社員ではなくなった瞬間、解き放たれたような解放感より、言いようのない不安が襲ってきました。
これからは誰の顔色を伺うこともしなくていいけれど、その代わり誰も守ってはくれない。何にも頼れない。
自分の足で歩き、自分の手で生きていかなければならない。
けれど、進むしかありません。
娘がまたいつ風邪を悪化させるかわからないので、動ける日は一気に動く必要がありました。
退職に伴う保育園の変更手続き、開業届の提出、健康保険や年金の手続き…
1日で足りるだろうか。と不安なまま税務署や市役所に向かいましたが、
事前に問い合わせたり準備をしていた甲斐あり、手続きは恐ろしく早く終わりました。
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