コロナいじめをした張本人が“コロナ陽性”に!噂はすぐに広まり療養明け登校すると…【あなたの周りにはありませんか?コロナいじめ④~最終話~】 by あこ
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クラスの皆んなは誰一人G男君に声を掛けようとしませんでした。
G男君もそれが分かっていて、
バツが悪そうに俯いていましたが─
近付く足音。
G男君に声をかけたのは一体誰でしょうか。
そう、K太君でした。
G男にいじめられていたはずのK太君でしたが、
クラスの雰囲気とG男君の気持ちを感じ取り
勇気を出して、一番最初に声を掛けたのです。
「もう元気なの?」
「ドッジボール出来る?」
最初は返事をしなかったG男君ですが、
K太君のあたたかい言葉に思わず泣き出してしまいました。
G男君は乱暴者ではありましたが、
自分がしてしまった事やふるまいについて考え、
自責の念を抱えていたのかも知れません。
自分がコロナになった時のことを語り出したG男君。
側ではK太君が静かにその話を聞いています。
「俺、コロナになって苦しかったし
もう誰も話しかけてくれないと思ってた」
そう言って、G男君は今までのことを謝罪しました。
今回の事件でG男君は
「他人の立場に立って物事を考える」という事の重要性が
身に染みて分かったようです。
2023年5月より、新型コロナは感染症法上の位置付けが
季節性インフルエンザと同じ「5類」になりますが、
国内ではまだまだ感染者数が多いようです。
K太君とG男君は勿論、
私達も
病気や怪我の時など
本当に困った時に
お互いの事を助け合ったり
支え合ったり出来るような人間関係が
身近な人と作れると良いですよね。
皆さんの学校には
コロナいじめはありませんか─?
※最後までお読み頂き有り難う御座いました!
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