母の反撃開始!先生は母の逆鱗に触れたことに気づかない?!【先生、私のこと嫌いなの…?初めて出会った悪意の話⑫】 by そら

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そう思った次の瞬間には
床に置かれていた先生のバッグをつかんで玄関に向かっていた。
バッグを外に出してしまえば
さすがに居座ることはないと踏んだ。

これ以上娘に悪意を向けている人と
話していたくなかったし
同じ空気を吸っていたくなかった。

 

 

じろじろ見られる先生。

タイミングが良かったのか
悪かったのか
ご近所の方々の視線を集めていた。

 

バン!と強くドアが開いたかと思えば突然
「帰れ」と聞こえてきたのだから
逆の立場でもつい見てしまう状況…。

一見優しそうに見えた人間から思わぬ反撃を食らった先生は
そそくさと帰っていった。

 

[私視点に戻ります]

 

 

つづく

 

~第1話はこちらから~

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