LGBTQ+への理解がない母『心と体の性の一致は当たり前じゃない』少数派の存在と私の気持ちを伝えると…【差別的な母〜性的マイノリティを知らない人々〜④】 by はな

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娘の言葉に、母は何を思うのか。

1〜3話をすくパラさんで連載を書かさせていただくにあたり、ポツポツとインスタグラムの方に読者の方からDMをいただきました。

「日本ではまだまだLGBTQの認知が無さすぎる。話題として取り上げていただくだけでありがたいです」

DMを私もいただき嬉しく思います。
まだまだ多くの影響力を持つテレビでさえ、まだまだ取り扱う数が少ない「性的マイノリティ」。
理由としては、スポンサーや視聴者の多くが性的多数者のヘテロセクシャル(異性愛者)だから。
数字が取れないから、スポンサーが良い顔をしないから取り扱わないのか。

SNSが発達してきた今では、徐々に「LGBTQ+」の認知が広がっております。
それでも、まだまだSNSに疎い私たちの親や祖父母世代には理解が追いついていません。
さらに政治家、企業のお偉いさんなどはその世代が多く、LGBTQ+の権利に関する法案や認知は、他国に比べ遅れを取っています。

自分たちが困らなければ他の人はいないものとするのか、知らない価値観は否定するべきなのか。私はそうは思いません。性的な在り方が多様であることを知ることは、自分自身を肯定するきっかけになり得ます。たとえ少数でも、その人たちを否定する国に、私が属していることに恥ずかしささえ覚えます。

長くなりましたが、まずは母にその存在を知ってほしい、そして自分以外の価値観に寛容でないことに娘が悲しんでいることだけでも伝えたかったのです。

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本記事は個人的体験談などに基づいて作成されており、脚色なども加えられている場合もあり、必ずしも各読者の状況にあてはまるとは限りません。この記事の情報を用いて行動される場合、ご自身の責任と判断により対応いただけますようお願い致します。尚、記事に不適切な内容が含まれている場合はこちらからご連絡ください。
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