子供のお手伝いにはこんな効果が!やらせない育児、やらせる育児、どっちがいいの!? by ユウ

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それは面倒なひとことからはじまる・・・。

 

「作りたい!」と言われても、火をつかうとなるとまだ、長男ヒーや次男フーには使わせられないので私が一緒にやることとなります。

事前の準備にしても、過去の経験からキッチンが壊滅的にちらかるのが目に見えている・・・。

 

ああっもう面倒でしかない・・・。

 

 

しかし、しつこく言ってくる二人に負けて「ホットケーキ作り」を一緒にやる事にしました。

 

 

でもやりたい気持ちが強すぎて、まだだって言うのに勝手にやって、勝手に失敗する二人・・・。

 

 

ついには、もうこれ以上ひどくならないように

 

「パパがやるからあっちで待ってろ!」

 

と取り上げました。

 

 

で、なぜか「まだ~?」「早く~」とブーブー言われながら私が一人でつくるハメに・・・。

 

う~んなんか納得いかないっ…。

 

 

夕方、外出から戻った妻にそのことを話すと、帰ってきた言葉は意外なものでした・・・。

 

 

やってやりすぎ?

 

手を出しすぎると何もできない子になって“欲求不満”になっちゃう??

 

それって、どういうこと?

 

妻が実際にやって見せてくれました。

 

 

 

 

 

大満足の子供たち・・・。

ブーブー文句を言いながらホットケーキを食べていた姿とは大違いです。

 

「やらせない」は実は親の都合!?

 

危ないから、

散らかすから、

まだうまくできないから

 

・・・といって「やりたい」という子供をおさえて、ついつい手を出してしまう。

もちろん、本当に危ない事はしっかりとやらせないようにしないといけませんが、それ以外は実は

 

「散らかる」

「失敗して材料が無駄になる」

「おいしくないのができる」

 

など、自分が面倒になるからという“親の都合”でやらせていないということに気付きました。

 

子供たちは仕事を欲しがっている

片付けにしても、宿題にしても、なかなか言うことを聞かない子供たちをみていると矛盾しているようにも思えますが、妻に言わせると

 

子供たちは“仕事を欲しがっている”

 

らしいのです。
やったことない事や興味がある事はやりたくてしょうがない。

 

それをやらせないことが続くと

「どうせやらせてもらえない」と欲求不満になったり、「やったことないからできない」「やり方がわからないからやらない」といった自ら率先してやれない子へと育っていく可能性があるのだとか。

 

子供の好奇心の芽をつんだり、経験の機会を少なくしてしまっているのが自分だと気付き反省しました。

 

協同作業がしつけの場となる

妻が子供たちとハンバーグをつくる様子を見ていて感じたのが、

 

要所要所で子供たちに大切な事を教えているということ。

 

「料理をする前はきちんと手を洗うのよ」にはじまって、

「食材は丁寧に扱って」

「無駄にしたら作ってくれた人に申し訳ないでしょ」

「次の人が作業しやすいように終わったらきれいに片付けて」

「料理は手際よ。慣れたら少しスピードをあげて」

 

常に声をかけてしつけと教育の場にしているのです。

 

協同でやっている時は、普段より「ハイ!」と聞きわけがいいから不思議なものです。

 

実際にやってみてわかった事

その後、ホットケーキやお好み焼き、餃子などをつくる機会があり、妻がやっていたのを真似て子供たちと協同で作ってみました。

 

最初は散らかったり、失敗したりで大変なことも多かったのですが、その都度声をかけて、やり方やマナーを教えていきました。

 

次第に子供たちにできることが増えていき、自信をもちはじめ、「パパは焼くとこだけでいいから」とかなり楽になりました。

 

手を出しすぎると子供は伸びない、やらせて教えるとぐんぐん吸収して伸びるということを実感した出来事でした。

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⇒作者:ユウさん
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【編集部より】
子供との料理、初めは躊躇してしまいますよね。自分一人でやったほうが断然楽だし、後片付けもすぐ終わる・・・「また今度ね」などとつい言ってしまいがちでしたが、しつけと教育の場になるのならば頑張らなければ!と目から鱗でした。また、ユウ先生は「共同」ではなく「協同」という言葉を使われています。協同について辞書をひくと『心をあわせ、力をあわせ、助けあって仕事をすること』。子供に心を添わせているということが伝わり、とても素敵な言葉だなと思いました。

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