ピアス反対だった長男の予想外の対応【長女のピアス その3】 by きたぷりん
長女のピアスその③です。
前回までの話を振り返ってみると…
その①では、周りがピアスを開けだしても、長女は開ける気はない感じだったのが、その②で急展開。長男からの妹像の期待を裏切りたいかのように、いきなりピアスの穴をあけるといいだしました。
さてどうなったのか!?
「ピアス開ける宣言」の翌日、出かける間際の長男に長女が声をかけました。
長女本気です。
「長女がピアス開けてたら怒る」って言っていた長男はどう反対するのか…?
あれ?
あれれ?
長男は止めるどころか、なんと皮膚科を提案。
長女にとって予想外の兄の反応でした。
はたから見てても、肩肘張ってた長女の気が抜けた様子が分かるほど。
さて、長女がその後どうなったかというと…
ピアスのことを話題にしなくなりました。
すっかりピアスの事を忘れたかのような長女に、しばらくして私は声をかけてみました。
なんと、あんなに勢いづいてた長女の今すぐ「ピアス開ける宣言」が、元の「痛いし面倒だし」という状態に戻っていました。
明らかに、長男に対する反抗心からピアスを開けると言い出した長女。その反抗のもとだった長男がピアスに容認だったので反抗の理由がなくなり、後に残ったのはピアスと自分の気持ちだけ。
自分はどうしたいのか!?本当に開けたいと思っていたのか!?痛いし怖いし、それなら特に急いで開ける必要ないか…という結論に達したようです。
もし、あの時長男が「絶対反対」の意見を出したら、いったいどうなっていったんでしょう。
きっと今頃、長女は無理やりピアスを開けていて兄の反感を買い、ひょっとしたらさらに反抗心からもっといろんな事が起き、二人の関係はこじれてしまっていたかもしれません。
自他ともに認める妹バカの長男。
妹の将来を思って保護者立場で注意をすることもあるけど、理想の妹像を押し付けるわけじゃなく、温かく見守ってくれているようでした。つかず離れず程よい距離感は、意外と保たれているんじゃないかな…?
気持ちに寄り添ったり相手を認めたりすることで、相手の気持ちって変わるものだなって今回の件でよくわかりました。
長女の反抗期に少々手こずっている私も参考にしたいと思います。
さて現在の二人の関係は良好です。
長女が絡んでいるイベントに兄を誘うくらいに。
まっ長男が期待を裏切ることもあるけれど
長男は信頼回復に努め、これからもいい兄妹関係でいて欲しいな…!
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中学卒業と同時に?!子供たちのピアス事情【長女のピアス その1】
作者:きたぷりんさん
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