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子供は生まれたけれど…夫が病院に来ない!【夫の単身赴任④】 by すぬこ

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【すぬこ家のスペック】

すぬこ→専業主婦、家事能力低、めんどくさいが口癖

夫→名古屋に単身赴任して1年半すぎたサラリーマン(予定は3年!)

ムスメ→3歳3ヶ月、活発!

ボウズ→新生児。おとなしい!

 

【2人目出産!】

 

さて、すぬこ家に2人目の赤ちゃん(ボウズ)が産まれました。夫は名古屋勤務からの金沢に出張中で、まだボウズの顔を拝めません。帰ってくるのは3日後。

ボウズを産んで、病室に戻って、夫にメール。

私「男の子だったよ!」

夫「妹ちゃんからメール来たよ!でかした!」

 

小さいときはケンカばかりしてたけど、何事もぬかりなくテキパキこなす妹、ありがたやー。出生体重はもちろん、病室の部屋番号や、私に必要な物をモロモロ夫に伝えてあります。

そういえば、産まれた日のボウズの写真、撮ってなかった。産んだあと、私は誰とも会ってないし(自分で撮れよっていう話ですがね)。2人目ってこんなものなんだな。かわいそうだけど、ボウズは早速そんな洗礼を受けました。12歳になる今も、まだその事実をボウズに話せないでいたりして。。。

さて翌日から、夫の両親ママ友などが一通りお見舞いに来てくれて、パパが最後の来訪者。会えたのは10月29日。夫の誕生日の翌日です。

私「はい。パパ、誕生日プレゼント。」と言ってボウズを手渡し。

夫「おー、ママ、でかした、ありがとう!」

あのさー、そんなに男子が良かったんかい、というツッコミは遠慮して、やっとボウズとご対面です。

でも、夫はここでゆっくりしてられません。抱っこして、写真撮って、事務的連絡をお互いして、帰り支度です。実家ではムスメが待っています。

実家の親にメールしても、「元気だよー」と言って来るだけ。嘘だろーと思いつつ夫を実家に送り出します。

 

【ディズニーシー】

 

やっぱり泣きまくっていたらしい。で、明日はディズニーシーに俺が連れていきますとのこと。

ムスメの念願の『じずにーしー』ですよ。これで少し気分が晴れるといいんだけどな。幸いボウズはムスメと違ってよく寝てくれる子だったので、ボウズのお世話よりムスメのことが気になります。

で、じずにーしー。まー、日中はなんとか楽しんだ模様。でも、お疲れとさみしさから、帰りの車では、ずぅぅぅーーーーーーーーーっとワンワンいや、ギャンギャン泣いていたそうです。ったく先が思いやられる。(12年経った今でも夫は、「あの泣きはマジできつかった」と言ってます)。

 

【入院生活】

 

さて、私の入院中、私抜きでボウズと対面して以降、私の両親とムスメは病院に一度も足を運びません。なぜなら、ムスメに里心がついてしまうから。パパ以降の来訪者もなく、それはそれでよく寝てくれるおとなしいボウズとのんびりの入院生活です。

ただひとつ、入院中の洗濯物、どうしよう。入院中、身内が来てくれないということを想定していなかった。ムスメのときは、夫に持って帰ってもらったりしたのですが。しかたない、ひとりで病院で洗濯機を回します。陣痛が来ても洗濯したんだ、こんなの余裕じゃい。これからのことを思えば。

さて、第一子のときはいっぱいいっぱいだった入院生活ですが、上げ膳据え膳バンザイ!沐浴、ミルクのお湯の温度調整、哺乳瓶の消毒もやらなくていいんだー、ご飯も作らなくていいし、ひとりでシャワーも浴びることが出来る!なんなんだ、ここは地上の楽園か!

帰ったら地獄が待ってます、それならここでのんびりしておくしかない!

ほんとうによく寝てくれるボウズは授乳の時間になってもぜんぜん起きない。足の裏をコチョコチョしてやっと起こして授乳しても途中で寝ちゃう。これはこれで大丈夫なのか、こいつは。自己主張少なすぎないか(この悪い予感はのちに的中します笑)。

そして、うちのボウズは産まれ落ちて抱っこした瞬間から既に鼻水を垂らしていたのですが、入院中も鼻をフガフガさせている。お腹がすいてというよりも、鼻が詰まって目を覚まします。毎朝の診察後に、ものすごーく細長ーい掃除機みたいなやつで、鼻を吸ってもらいます。

風邪?

そして退院前に、小児科の先生には、

「この子生まれつき、鼻が悪いね」って軽く言われます。

生まれつき鼻が悪いってどういうこと?その意味が分からないまま忙しさにかまけてほったらかしにしていましたが、幼稚園に入ったころ、咳が止まらず、病院をたらいまわしにしたあげく、アレルギーだと判明します。

 

【1人目の時の母乳事情】

 

そして、私はムスメのときもぜんぜん母乳が出なくて(まー、出そうな胸でもないのだが)、ムスメの体重が思うように増えない。ただでさえ2500gに満たない低出生体重児だったし、このままじゃ退院できないと言われ、ミルクを最後の2日で思い切り足してなんとか乗り切りました。

そして退院したあとも、

「こんな出ないおっぱいなんか飲めるかよ!」

っていう、まだ首もすわっていないムスメの、全身に力をこめて体をのけぞらせて母乳を嫌がるという抵抗に遭い、あっさり完全ミルク児になります(すぐあきらめちゃう悪いクセ)。今より母乳神話が強かった頃なので、他のお母さんが授乳室でビュービュー母乳を出しているのを見て、マジかーー、と、落ち込むことしきりでしたが。

 

【2人目の母乳の出は…】

 

はいー、やっぱり上の子で出ないものは下の子でも出ない。

ほんと、身も心も母親仕様にできてない自分に笑うしかない。

そして、2番目ともなると、ミルクに頼ることに罪悪感が全くない。だって、ムスメはミルクっ子でめっちゃ元気だし!

看護師さんに嫌な顔をされながら、ガンガンミルクに頼ります。ムスメが待ってるんだから、このパラダイスから足を洗うのは惜しいがきっかり退院しなきゃ(あーーでも退院したくない!)。

 
次回に続きます。
 

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◆今までのお話はこちらから

疲れ果てた新米ママへの夫の相談。ワンオペ育児序章【夫の単身赴任①】

24時間年中無休!母娘だけの日々【夫の単身赴任②】

旦那不在、2歳娘をワンオペ育児中なのに妊娠?!【夫の単身赴任③】

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本記事は個人的体験談などに基づいて作成されており、脚色なども加えられている場合もあり、必ずしも各読者の状況にあてはまるとは限りません。この記事の情報を用いて行動される場合、ご自身の責任と判断により対応いただけますようお願い致します。尚、記事に不適切な内容が含まれている場合はこちらからご連絡ください。
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