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体が自分で動かせない?!突然始まった体の異変…【私の過呼吸体験談 その1】 by きたぷりん

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【あれは、私がまだ20代だった頃のこと…】

 

私はちょうど生活を一変させていました。

実家を出てワンルームの部屋で一人暮らしを始めたのです。

エアコン最低限の家具付きだったので、お布団だけ実家から持ってきた引っ越しでした。

仕事はフリーランス、移動には中免を取って中古で買ったバイク。

あこがれの一人暮らし!好きな時間に好きな事ができる解放感!

当時私の仕事はとても不規則で作業によっては夜遅くになることもあり、これで終電の時間を気にすることもなくなった!

思いっきり仕事をして、人生も大いに楽しもうと気負っていました。

 


【突然の体調不良】

 

そんなある日、仕事が終わった途端、自分でも自覚できるくらい急激に体調が悪くなったのを感じました。

風邪かな…?出かける前はいつも通りだったし仕事中は気を張り詰めていたからわからなかったな。

真っ直ぐ帰ってちゃんと寝よう…。

そう思い駐車していたバイクの前に立った時、

初めてバイクに乗ることに不安を感じました。

当時乗っていたのは、オフロード型のバイクです。

私の身長から考えるとかなり車高が高いので、両足だとつま先しか地面につきません。

信号待ちで少しでもよろけると、今はバイクを支える力に自信がない…。

とはいえバイクを職場の前に置いて帰るわけにもいかないし、なにしろとにかく早く帰りたかった。

エンジンはスイッチではなくキックスタートです。

いつもなら1、2回でエンジンがかかるのに、足に力が入らず何度もかかってしまいました。

信号待ちではハンドルにもたれかかり、スピードはゆっくりと‥‥。

倒れ込むように家に入りました。

【近所のことが分からない】

 

大抵お店が閉まっている時間に帰ってくるので、病院やドラッグストアがどこにあるか知りませんでした。

風邪の時は、風邪薬と栄養ドリンクの一番高いタイプを飲んで乗り切る!という人が周りに多かったというのもあります(併用は身体に負担なのであまり良くないです)。

私も病院は何か病気になった時調べればいいや、ぐらいにしか思ってなかったし、ちょっとした薬なら職場のそばの薬局で事足りたからです。

一人暮らしの家の近所で知ってるのは、食材と日用品を買うスーパーくらい…。

近所に知り合いもいません。

どうしよう、わからないことだらけだ…。

熱があるのか頭はぼーっとし息があがり、このまま横になるのも不安…。

 


今のようにパソコンやスマホもなかった時代。

どうやって病院を探そう…友達に連絡してみようか…と迷っている時、私の身体の異変に気付きました。

片手の親指が内側に入って動かせなくなってしまったのです。

一気に動悸があがりました。

なんで!?

これなんの症状!?

なんで固まってるの!?

 

頭が混乱している私にさらに衝撃が走りました。

私の意志とは違う何かの力によって

親指以外の4本の指も徐々に固まり動き出したのです。

 

私の過呼吸体験談 その2へ続く

 

◆前回のお話はこちらから

手足のしびれや硬直まで?!大きな過呼吸発作、その先にあるものは…?【「私の過呼吸体験談」の前に…】

 


作者:きたぷりんさん
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本記事は個人的体験談などに基づいて作成されており、脚色なども加えられている場合もあり、必ずしも各読者の状況にあてはまるとは限りません。この記事の情報を用いて行動される場合、ご自身の責任と判断により対応いただけますようお願い致します。尚、記事に不適切な内容が含まれている場合はこちらからご連絡ください。
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