姉が最後まで貫いたあること【おねえちゃんといっしょ④】 by chiiko
こんにちはchiikoです。
かき氷がおいしい季節になりますね。
ずっと昔に神戸のカフェで食べた「氷すいか」なるものが美味しすぎて忘れられないのですが、もうそのカフェでは販売していないようで悲しんでおります。もう一度食べてみたいです、氷すいか。
さて前回挙手した状態で運ばれた私ですが、近所の外科に到着し早速診てもらいました。
【えっ縫うの!?】
まさか縫うことになるとは思っていなかった姉はびっくり。
仕事中の両親に電話して事情を話すと、離れた場所にはいるが帰ってきてくれることとなりました。
しかし両親が来るまで私といっしょにいられる家族は姉1人。
しばらくすると処置の準備が整い、縫合する時間がやってきました。
【縫合中、姉はずっと…】
縫い始める直前、姉は私の顔を自分の方に向け、いつもと何も変わらない笑顔で、「終わったら○○のお子様ランチ食べに行こう!」言いました。
○○は、私が当時大好きだったファミリーレストラン。病院のすぐ近くだったので終わったらいっしょに行こうねと約束してくれました。
縫合中も私の顔を見つめずっと話しかけてくれていた姉。
たまに縫っている光景が姉の目に入ってしまい、これまた血の気が引きそうになる姉(3回目)。
そして私が指を切ってから縫い終わるまで、姉はなるべく笑顔を保ち、最後まで私に不安な顔ひとつ見せずに縫合を終えたのでした。
つづく
◆今までのお話はこちらから
~おねえちゃんといっしょ~
★第1話 まさかあんな事になるとは…姉と私の思い出
★第3話 想像以上の怪我だった…一体どうする?
~出産4日目で育児の洗礼!?産後すぐの大パニック~
★第1話 育児ってもしかして簡単なんじゃ…?油断した私に起こった出来事
★第2話 ぐっちゃんが泣き止まない!新生児室に連れていこうとしたその時…
★第3話 ハプニング連続で八方塞がり!新生児室に連れていくと助産師さんが…
★第4話 しくじって良かった。1歳の誕生日を前に思い出すあの日
作者:chiikoさん
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