よみがえる6年前の悪夢【「もう、ばかぁ~!!」鼻にアレが詰まっちゃった!!②】 by ルドド
ご無沙汰しております。
夏休み真っ盛りで、すでにバテ気味です。
では、前回の続きです。
【よみがえる6年前の悪夢】
私は、その時思い出してしまいました。
約6年前の悪夢を・・・。
にぃに、幼稚園年長組の時、園庭に落ちていたビーズを見つけて大喜び。
友達と奪い合いをしてじゃれていました。
すると急にこんなことを言い出しました。
えぇぇぇーーーー!!!!
聞くと、お友達に取られたくなくて、ふざけて鼻に隠したと。
そしたら吸い込んで中に入ってしまったと。
近くにいた人が保健室の先生を呼びに行ってくれましたが、
ライトで照らしてもわからず・・・。
「もぉ~!!何してんの~!!」
鼻をかむ要領で、出すように言ってみたけど、出てくるはずもなく・・・。
出るのは鼻水のみ。
これではどうしようもない。
【いそいで病院に行くことに。】
病院で説明するのは、恥ずかしかったです。
鼻の奥のほうを見てもらうと・・・
「あ、何かあるねぇ。」
ほんとに、詰めとったんかい・・・。
本当に出てきました。直径5ミリくらいのビーズ。
医療用器具が入ってた袋にそのビーズを入れて渡してくれましたが、
「い、いらない・・・。」と思ったのは言うまでもありません。
【そして時は、現在ー】
同じことを言い出す末っ子ぬぬちゃん。
私はもうパニック。
時刻は19時を過ぎたところ。
病院はどこも開いていない。
本当に詰まっているのか、何度も確認してみましたが、それらしきものは見えません。
私「本当につまってるの?」
ぬぬ「うん」
年齢にしてはよくしゃべるぬぬ。
しっかりしてるねって言われるぬぬ。
ぬぬが言うんだったら間違いない・・・。
どうしよう!どうしよう!!
今すぐ病院に連れていくべき!?
明日でもいい!?
自然と出てくるまで待ってもいいの??
判断に困りました。
そんなとき私がいつも頼るのはココ!
「#8000こども医療でんわ相談」です!!
厚生労働省が行っている事業で、子どものケガや病気の時、
病院を受診したほうがいいかどうか判断に迷った時に、お医者さんや看護師さんに電話で相談できます。
全国どこからでも「#8000」で近くの相談口につながるので、困った時はまずかけてみるようにしています。
電話をかけると、まずは私の名前や年齢などが聞かれ、次に子どもの年齢・性別・どのような症状か答えます。
「ばんそうこうですか??」
驚かれても、ひるんではいられません。
すると、電話口の看護師さんが、恐ろしいことを教えてくれました。
「ち、ち、、ち、、窒息!!??」
『大変だ!!経過観察なんてしている場合じゃない!!』
看護師さん「近くで今からでも受診してくれる病院をご紹介しましょうか?」
私「っっはい!!お願いします!!」
【病院が見つからない】
それから、すぐに紹介してもらった病院へ電話しましたが、
☎「今はうちはいっぱいですので○○病院にかけてください」
☎「時間外ですので、専門医がいません。△△センターにかけてください」
☎「こちらは、いっぱいです。○○病院に・・・」
私「そこは先ほどかけて、だめって言われましたっ」
☎「では□□病院に・・・。」
すっかりたらいまわしに。
□□病院はここら辺では一番大きな病院です。
『そこにだめって言われたら、もう他にはないだろうな。』
最後の頼みの綱はそこしかありませんでした。
しかし、□□病院でも
☎「今は様子を見て、明日朝受診してください」と言われてしまいました。
ここで引き下がるわけにはいきません。
「寝ている間に、窒息してしまうかもしれないって#8000で言われたんです!!」
取り乱し気味に、言うと
☎「ちょっと待っててください。」
数分後
☎「では、夜間入り口から来てください。」
と言われました。
ちょっと強引だったけど、電話口の人困ってたけど、来ていいって言ってくれました。
さあ、やっと受診できるところまでこじつけることができました。
#8000にかけた時点で19時10分くらい
やっと病院から来ていいよって言われたのが19時40分くらい。
この30分間は本当に長く感じました。
この日は平日。
次の日はもちろん、保育園、学校、私もお仕事です。
今から30分かけて病院に行き、受診して帰ってきたら何時になるんだろう・・・。
こんな時に限って、パパの帰りも遅い。
にぃに、ねぇねにはお留守番をしてもらうとしても、ぽんこは連れて行かないといけません。
パパに電話で簡単に説明して、急いで出発することにしました。
続きます。
◆今までのお話
★「もう、ばかぁ~!!」鼻にアレが詰まっちゃった!!シリーズ
作者:ルドドさん
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