ヤンキーママからセレブママ‼︎息子、初めての受験 by 鈴木セリーナ

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あの時、一応通わせた英会話塾なるものは、本当に無駄だったと記憶しています。

日本の英語教育プレスクールに通わせて、国際的になった気でいる親子さんの教育費ほどに無駄だったと思います。
家庭での日常生活が英語でない限りプレスクールなんかじゃ英語なんて覚えないですしね。

 

余談ですが、
以前住んでいたホテルの1階に、英語教育のキンダーガーデン(幼稚園)がテナントとして入っておりました。
夕方3時頃になるとお母様がたが高級車で迎えに来て、子供たちが校舎から出てきます。
先生「See you on tomorrow!!」
子供たち「See you on tomorrow!!」
お母さんのところに駆け寄る子供たち「お母さん!お菓子はー?今日○○がねー○○でねー」
母親「はいはい車にお菓子載せてるから。早く行こう」

 

え⁉︎

幼稚園にいて英語を喋る時間より、家で日本語喋る時間の方が圧倒的に長いんだから、英語なんて覚えるわけないじゃん‼︎

 

子供を待つ間、井戸端会議をしているお母様がたの会話を聞いていると、どうやらお子様がたは幼稚園卒園後、日本の私立小学校に進学するよう。

 

そしたら家でも学校でも日本語なんだから、この幼稚園に通う意味なくね⁉︎

捨て金⁉︎

などと思いながら家の前を通りかかっていたきとを、よく覚えています。

私が、息子の留学直前1カ月に使った英語塾代もしかり…。
とほほ。

 

さて、ABCもわからない息子も一応、初めての留学前、日本国内でイギリス語学寄宿舎の受験を経験します。
その“受験”が、どのようなものだったのか。

以前ご紹介した経緯から、自らイギリス留学を決意した息子。
当時、会社が急成長期を迎えており、私は多忙を極めていたため、留学の手続きのほとんどは私の秘書と夫(元)がしてくれました。
受験の日が決まり、さすがに受験の日は立ち会った方が良いと秘書が言うので、
「受験って国内でするの?」
と聞くと、
「はい。現地のイギリス人講師とのSkype面接だそうです」
と言うので、
「なんじゃそれ?あいつ(息子)何もしゃべれんけど大丈夫なん?」
と聞くと、
「やってみないとわからないそうですが、語学学校の受験なので大丈夫だと思いますよ」
はぁ…本当かいな…
と思いながら、試験会場の留学センターへ。
息子がSkype用のパソコンのある部屋へ通され面接を受ける息子。
しばらく外で待っていたのですが、どんな感じなのか興味がわいたので覗きに行くと、
驚くべき光景がそこに…‼︎

 

モニターには美しい女性が映っていました。
女性は息子に
“Hi,Tom.Nice to meet you.
I will ask you some question.
First,What is your name?”
「トムさん、はじめまして。
これからいくつかの質問をします。
まずはじめに、お名前はなんですか?」
と言う画面の向こうに息子は

 

「…。」

だまりこむ息子にその後も女性はめげずに、いくつかの質問をしました。
それに対して息子は
「…。」
“この女性、何も喋らないやつを目の前に心折れずに質問し続けるとは、なかなか肝がすわっておる。”
などと脳裏で思う母に息子が、
「ねぇ、この人何か言ってるよ」

 

⁉︎
お前にじゃ‼︎お前に話しかけとるんよ‼︎気付け‼︎

 

面接官と私が話すわけにいかないので、持ち時間終了の合図を待ち、退席。
落ちた…絶対に落ちた…。

あぁ、私は週1で学校に呼び出される生活を続けなければならないのか…。
いや待て、戸塚ヨットスクールの選択肢も残ってたな。
などと思惑を巡らせること2日。
留学センターから合格の通知が来ました。

その後の私立寄宿舎への転向は、学校のテストスコアや内申書をしっかり見られましたが、
どうやら語学学校は、お金を払えば
この状態でも入れるようです。

 

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【プロフィール】

鈴木セリーナ

大分県出身。田舎のお嬢様として育てられるが、15歳でドロップアウト、17歳で妊娠、18歳で出産。

20歳で上京しチャンスをつかみ、ヤンキーママからセレブママへ。

最近になって息子がADHDであることを知った。

著書「元銀座No.1ホステスのおじさん取扱説明書」

元銀座No.1ホステスが教える おじさん取扱説明書 元銀座No.1ホステスが教える おじさん取扱説明書1,404円

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アラサー女性人気ナンバーワンウェブマガジンMINEにて「おじさん取り扱い講座」連載中。

作家、作詞、楽曲プロデュースを行うマルチクリエイティブプロデューサー

 

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