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予期せぬ形でのカミングアウト【我が家の自閉症長男あー、カミングアウトについて。②】 by よいこ

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我が家の愛すべき長男あーは、自閉症&ADHD(注意欠陥障害)です。

明るく素直でおしゃべりなあーは、一見障害がわかりづらいタイプ。

周囲に対する障害の公表(カミングアウト)については迷いがありました。

◆前回のお話はこちら

じーじにカミングアウト出来ずにいる理由【我が家の自閉症長男あー、カミングアウトについて①】

 

【悩んでいたカミングアウト】

例えば遠方に住むわたしの両親。

国内とは言え飛行機を使う距離で、

年に1回から2回程度しか会えないじーじばーばに、

可愛い孫が発達障害であるということを知らせるのは果たして意味のあることなのか。

 

あーの発達障害を疑い始めてから確定診断まで約1年半、

色々考えることはあったけど、

悩みの一つはカミングアウトでした。

 

 

【夫にどうしてもやめてほしかったこと】

漫画に描いたように、あーの父親であるわたしの夫は、基本的には穏やかで優しいのですが、

基本、超が付く心配性。

そして、心配事を口のすることで

周囲がどんな気持ちになるかという気遣いが全く出来ない人です。

そう、ひたすら心配事を垂れ流しているのです。

 

今回のあーの自閉症についてもそうでした。

誰よりも絶望し、ひたすら最悪の事態を心配していました。

(今も続いていますが。。。)

育児について一緒に考えてくれるなんていい旦那さんじゃない。

無関心よりいいじゃない。

と思われる方もいらっしゃるかもしれません。

実際言われたこともあるし、

確かにそうなのかもしれない。

でもね、配偶者からすると迷惑極まりないし、不快でしかありません!!!!笑笑

なんと、心配するだけするのですが、具体的対策は何も講じないのです!!!!涙

 

こちらがどんなに前向きに色々解決を試みたり、

療育的対応を勉強したりしていても、

そういったことにそこまで関心を寄せたり、協力したりすることはしない。

 

ただただ絶望しているだけ。。。。なんやねんマジで!

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そして、当事者であるあーの前でも遠慮することなくガンガン心配事を話していました。

 

わたしは心からやめてほしかったのに。

 

障害があることに関して、本人に隠せと言っている訳ではありません。

それはいつか言わねばならないことだし、

隠すことではない。恥ずかしいことだと思って欲しく無いし。

 

でも夫のそれは、

「この子は障害があるから不憫」

「障害があるからこんなこともできない」

「障害があるから…」と、ひたすらネガティブを撒き散らすだけの、聞いてるこっちは参ってしまうような呪いの言葉ばかりで…。

 

やめてほしいと何度訴えても、

「まだこの子にはわからないよ」

と子供を軽んじる態度…。ああ、頭ひっぱたきたい!!!!

 

当時あーは3〜4歳の年少さん。

確かに他の子に比べたら幼かったけど、それでもあーを1人の人間として扱っていない気がして、酷く嫌悪感を覚えていました。

 

【ばーばの前での爆弾発言】

ちょうどその頃実家に帰省した時の、

 

あーの爆弾発言に度肝を抜かれたことは、今でも思い出すと嫌な汗をかきます。

 

ちゃんと聞いていた。

 

自分のことだとわかっていた。

 

ADHDが障害の名前であるとか、

どんな障害かはもちろん理解していないけれど、

 

それでも伝わっている。

 

きっとネガティブなイメージだと言うことも、まるごと伝わっていたんじゃ無いだろうか。

 

そんな嫌な言葉のシャワーを、よりにもよって父親から受けさせてしまうなんて、

 

母親なのに守ってあげられなかった…。

 

と後悔の嵐です。

 

ていうか夫よ!!!!怒怒

 

というわけで、予期せぬ形で実母に知られてしまった話の続きはまた次回!

 


◆今までのお話はこちらから

我が家の自閉症長男あーくん、危機一髪。シリーズ
第二子帝王切開出産物語。シリーズ
第一子帝王切開出産物語。シリーズ
逆子物語シリーズ。
転勤族ゆえに…子連れフライトデビュー!シリーズ

⇒よいこさんの作品をもっと読みたい方はこちらから

~作者:よいこさん~
ブログ 地獄でなぜ悪い。~自閉症&ADD長男との待った無しDAYS
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