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思春期に気がついた、よその母親と実母の違い【実母の残念な叱り方②】 by 林山キネマ

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こんにちは、「やさしい義母が叱る時」でめったに怒ったり叱ったりすることのない義母さんが息子を叱ったときの話を書きました。

結婚して義母さんの叱り方を見て、実母が私を叱っていた時とは違うことに気が付いたんです。

前回から「叱り方」に関わるエピソードを紹介しています。

 

【実母は残念な人?実はそうでもなくて…】

実母はとても働き者で、妹が小学校に入った時から、現在に至るまでずっと仕事をしています。

家事がおろそかになるかというとそんなこともなく、掃除も料理もしっかりとこなす人でした。

10歳に満たない子供の世界、小さい子供の世界では面倒を見て育ててくれる親の価値観がそのまま影響されます。

親は万能な存在のように考えていました。

 

【思春期が来て気がつく母の性格】

でも、ある頃から少しずつ気がつくのです。

家庭によって個人差はあるのでしょうが、初めに「あれ?」と思ったのは友達の家に行った時だったと思います。

その家のお母さんと友達が、学校の出来事を軽口で話していたこと。母さんが落書きでメモを残していたこと。漫画本の話をしていた時に「お母さんの本棚に~」と言っていた時…。

そういえば、一緒にテレビを見たりして感想を言ったりすることはあるけど、そのネタを見て冗談に発展していったことってないな。

友達のお母さんみたいに、週刊誌や実用書、漫画本を買ってきて読んでるところも見たことがない。

自分の母親が、友達の母親とは性格が違うことに気が付きました。そして、友達の家の雰囲気をちょっと羨ましく思う時もありました。

ですが…羨ましくてもなかなかそんな関係、簡単にマネできません。

 

※次ページに続きます。

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