中学生になった私は次第に追い詰められていった・・【めいの妙な癖!育つ環境は癖を作る③】 by めい
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皆さんこんにちは!さて前回の続きです。
家族の前で戯ける事で、家のピリついた雰囲気をどうにかマイルドにしたいと必死だった私。
【家にいたくなくて始めたこと】
兄妹が何もアクションを起こさない事に腹を立てつつも、平然としていられる事が羨ましいとも思っていました。
もしかして私が勝手に家の雰囲気が悪いと思っているだけか?と感じ、戯ける事を実験的にやめた時期もありましたが、そういった時期は必ずと言っていいほど、家の中で誰かしらが喧嘩をしていました。
幼いなりに統計を取り、「やっぱり私がフザけていた方が家の中がピリつかないな」と感じた私は、どんなに小さい出来事にも起承転結をつけて、家族の前で面白おかしく話す事が自然にできるようになっていました。
長い目で見れば、今頂けている連載のお仕事も、こういった家庭で育ったからこそ綴れているのかもしれません。
まさに一長一短な家庭という言葉がしっくりきます。
常に誰が機嫌が悪いかを察知し、心を無駄にヒリヒリさせていた幼少期。
小学校の高学年にもなると、家になるべくいなければこんな気持ちにならなくて良いんだと思い、習い事や塾に通い始めます。
幸いにも、当時両親は私がやりたいと言う事に反対する事がなかったので、家に居たくなかった私は、周りの友人から驚かれる程沢山の習い事をしてきました。
「小さい内からそんなに沢山習い事して大変だったんじゃない?」と聞かれる事もありますが、私にとっては誰かの機嫌の悪さを察知する家より習い事をしていた方がよっぽど心が休まっていました。ちなみに、習い事や塾はあくまで逃げ場として活用していたので、賢くなることはありませんでした。残念!
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