モラハラ旦那が時折見せる優しさに…【ワンオペ育児より地獄③】 by カコマツ
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◆前回のお話
『妻は旦那に尽くすもの』と考える夫の理不尽なモラハラ言動【ワンオペ育児より地獄②】
【止まらないモラハラと垣間見える優しさ】
〝旦那のいない世界で、明るい気持ちで育児に専念したい〟
切実に願っていましたが、現実と夢は残酷にもギャップがありすぎました。
本来、夫婦とは支え合うもので、育児は二人で楽しくするものなのに、そんな当たり前のことすら叶わない現実に絶望する日々……。
旦那のモラハラ気質は長年の歪みからできあがったものなので、治るわけもなく、ちょっとでも自分の思い通りにならないことがあると、床にゴミを捨てたり、無理難題を妻に押し付けてきたりします。
育児でどんなに疲れていてもやめてくれることはありませんでした。パートナーである妻が苦しんでいても無視して、自分の娯楽や欲を優先する人間で、妻への配慮は一切なしです。
旦那は赤ちゃんよりも手がかかる成人男性だったので、日に日に私の心は疲弊していきました。
けれど…
そんな旦那も我が子を可愛いと思う気持ちは多少はあったらしく、息子の寝顔を優しい顔で眺めていることが頻繁にありました。
仕事から帰宅すると、息子の名前を呼びながら、息子の所へ真っ先に飛んでいき、顔を眺めたり、起きてる時は話しかけたりしていました。
生後1ヶ月の頃、息子が血便を出した時も(新生児によくある現象で異常はありませんでした)とても心配していたり、ほんの少しだけ父親のような優しさが垣間見えることがありました。
普段は育児には一切無関心だったので、ごくたまに見せるギャップに、戸惑う気持ちと嬉しい気持ちとで、複雑な気持ちでした。
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