不妊治療中に聞く『人の妊娠報告』 友達の悪気のない一言に私は… 【私の不妊治療⑯】 by SAKURA

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◆今までのお話

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前回の続きです。

旦那とのタイミングもコミュニケーションもうまく取れず、

同じように不妊治療をしている人たちとの差を感じ、

モヤモヤしていた病院からの帰り道、携帯が鳴りました。

 

 

電話の相手は、地元の友達でした。

お互いの結婚後、メールでの連絡は取り合っていましたが、電話で話すのは久しぶり。

 

 

たわいもない雑談でしたが、久しぶりに話せて楽しい気持ちになり、

沈んでいた気分が晴れていく感じに、ホッとしていたのですが・・・

 

 

友達が言った「報告」「実は」の言葉に身構えました。

 

当時、私は既婚者の友達から、この言葉を聞いたりメールで見たりしていたので、

すぐに「妊娠の報告」だとわかりました。

 

 

「おめでとう」

この言葉を心からの祝福をもって言わなければという気持ちはありましたが、

純粋な気持ちで言えたことはありませんでした。

 

いつも妊娠の報告を聞く時は、手が震え、動悸が止まらず・・・

おそらく、顔は引きつっていたと思います。

 

 

 

詳しい報告を、「早く終われ」と思いながら聞き・・・

 

電話を切った後、どす黒い感情に包まれました。

 

 

 

 

※次ページに続きます。

 

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本記事は個人的体験談などに基づいて作成されており、脚色なども加えられている場合もあり、必ずしも各読者の状況にあてはまるとは限りません。この記事の情報を用いて行動される場合、ご自身の責任と判断により対応いただけますようお願い致します。尚、記事に不適切な内容が含まれている場合はこちらからご連絡ください。
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