嫁姑問題で母乳に固執したせい?!今でも長男の性格が…【生まれた順で分かれる3兄弟の性格④】 by 山田あしゅら
前回のつづきです。
その頃はまだ義両親とは同居しておらず。
義実家から少し離れたアパートに親子3人で暮らしていました。
しかし、同居は結婚時より既に決定事項。
長男一郎の懐妊が分かるや否や
義実家の増改築計画は一気に進み
話はどんどん同居へ同居へと向かっておりました。
そしてアパートと義実家を行ったり来たりする
半同居の毎日でもあったのです。
当時の『私』に今ならそう教えてやるところですが
実におぼこい(世間知らずな)ヨメだった私は
一生懸命『いいヨメ計画』に努める日々でありました。
ところが一郎が誕生するや
義母の干渉が激しくエスカレートしていったのです。
アパートにいる時も四六時中電話をかけてきては
こちらの生活をかき乱してくれます。
孫が出来た喜びで舞い上がっていたこともありましょうが
娘を持ったことも、義親との同居の経験もなかった義母ですので
その距離の取り方が分からなかったのかも知れません。
私は私でイライラが募り
『いいヨメ計画』崩壊は瞬く間に進んでいったのでありました。
泣いてばかりいて体重の増えも芳しくない一郎を見て心配したか
義母からアドバイスを受けたのは
そんな時でした。
義母は現役の看護師ですから
至極まっとうなアドバイスでもあったんでしょうが
しかしスンナリそれを受け入れられないヨメの私。
かわいい息子のために痛いおっぱいマッサージも我慢して
こんなに頑張ってるんだし
何より
おっぱいを与えている時間が一番『お母さん』を実感出来る時。
義母のアドバイスも
そんな時間を奪う
ただの口実と受け取っちゃうワケですよ。
母乳育児のこだわりは必要以上に強固となっていきました。
しかし
半ば、ノイローゼ気味だったおっぱい生活は
離乳食が始まるとあっけなく終結を迎えることとなりました。
空腹だったおっぱい期間を挽回するかのごとく
一郎はとにかく何でも良く食べる子だったのです。
そして
それまで低空飛行だった成長曲線はみるみる増加。
1歳半健診の頃には身長も体重もすっかり最上位となっておりました。
考えてみれば
おっぱいの時期は大切な時期ではあるけれど
人が生きていく間のほんのちょっとの間のことでもあるんですよね。
長男の時にあれだけこだわりにこだわった母乳育児も
次男三男の時にはそれほど固執することはなかったように思います。
今でもどちらが正解なのかは分かりません。
けれど
育児も介護も『ねばならない』はないのだと
振り返ってみてつくづく思うのです。
ただ
いまだに食いしん坊の一郎の性格は
あの頃を引きずっちゃってるのかも知れませんが・・・。(笑)
◆今までのお話はこちらから
末子は手抜き率高め?!生活の基本は大事【生まれた順で分かれる3兄弟の性格②】
長男の時は母乳育児にこだわり過ぎた?【生まれた順で分かれる3兄弟の性格③】
⇒作者:山田あしゅらさん
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