不器用な母を見た子供たちは…。母のささやかな目標 by めめ
【母の姿を見た子供たちは…】
私はとても不器用で、子どもたちが折り紙で遊んでいて「何か作って!」と言ってきても折り紙を4つに畳んだあと途方にくれてしまいます。
子どもの髪をゴムで結ぶ時も、私の髪はゴワゴワなので適当に結んでも取れないのですが子どもの柔らかい髪だとゴムがすぐ外れてしまうので、知り合いのお母さんに結び方を教えてもらったりしました。それを覚えるのに精一杯で、編み込みなどの手の込んだヘアアレンジはとてもやってあげられませんでした。
他にも、体育で使う赤白帽のゴムひもを付け替えるのに長時間奮闘した割には位置がずれているしガタガタの縫い目は目立つし…そんな私の姿を見ていたせいか、子どもたちは自分でできる事はやる、という感じになっていきました。私には期待できないと悟ったのでしょう。
【子供同士で】
今では次女が私の頭を実験台にして三つ編みを組み合わせて編み込み風にしたり、いろんなアレンジをしてくれます(それで外出はできませんが)。
そして姉妹で裁縫セットを出してきてフェルトや端切れで人形の服をああでもないこうでもないと言いながら作ったりしています。人形の服は立体的で難しそうだと思ったので、なにか参考になればとネットで「人形の服」と検索したら型紙やら何やら訳のわからない事がたくさん出てきて、結局何も役に立ってあげられませんでした。それでも二人で工夫して楽しそうに作っていました。
そんな調子で子どもたちだけでいろいろな事ができるようになってきたので、例えば私が繕いものをしなければ、と悲壮な面持ちで裁縫箱を持ってくると「私がやろうか?」と声をかけてくれたりします。今のところ「大丈夫だよ、ちゃんとやれるよ。」と答えていますが、そのうち「無理しなくていいよ」と言われる日が来るような気がします。
【困っていると次女が…】
先日も水筒のカバーについている紐が外れたのを元に戻せなくてあたふたしていたら、次女があっさり直してくれた、という事がありました。
せめてそれくらいは覚えてさっと付け直せるようにしたいなと思います。
◆今までのお話はこちらから
★自由研究で「豆電球ランプ」を作る時は気をつけて!あわてた自由研究の失敗
作者:めめさん
⇒しくじり育児エピソード大募集!
★フォローしてめめさんの最新記事をチェック!
本記事は個人的体験談などに基づいて作成されており、脚色なども加えられている場合もあり、必ずしも各読者の状況にあてはまるとは限りません。この記事の情報を用いて行動される場合、ご自身の責任と判断により対応いただけますようお願い致します。尚、記事に不適切な内容が含まれている場合はこちらからご連絡ください。