幼少期の習い事には事件がいっぱい… ~大人の発達障害だった兄~【兄の習い事②】 by マル
大人の発達障害(アスペルガー、ADHD)だった兄。
幼少期は「変わった子」で通っていた兄。
いま振り返ってみると、これは特性だったんだろうな。と思うことがよくあります。
失敗した習い事についてを前回書いてみましたが、今回は送迎についてを書いていきたいと思います。
【母は知らないけれど…私が覚えている事】
送迎といっても、スイミングはバスが来てくれていましたし、そろばん、空手、野球は近所だったため、1人で行っていたので、母は全くと言っていいほど送迎はしていません。
なので、母はあまり知らないのですが…。
私は強烈に覚えています。
そう、同じそろばん教室だったので…。
そろばん教室は自宅から徒歩5分。
でも坂道の上にありました。
お…恐ろしすぎる!!!
私も恐怖を感じ、自転車で行ってることを母に告げ口したりしました。
でも、兄は私と違う時間帯を狙って、そろばん教室に行きます。
これは平成の始め頃のお話です。
こんな自転車ありましたねーー。
流行ってたんですよね。この自転車。
でも、使い方も間違えれば凶器!!
加減のわからない兄はギアチェンしまくります。
あっという間に大破!!
誰かにぶつからなくてよかったけど!!本当に危なすぎる!!
もちろん、母にはこってりしぼられます。
しかし、野球の練習試合など、田舎なので自転車は必須。
しばらくして買ってもらえたのだけれど…
【繰り返し…】
ADHDの特性でもある、注意散漫なため鍵をすぐになくします。
このままでは自転車に乗れないので、兄は考えます。
重たい工具箱を持って、そろばん教室の前で何やら始めます。
「鍵をあける」という目的にしか注意がいっていないので、鍵を壊してしまい、そして鍵のないまま乗っていたのです。
そりゃとられてしまうわ…。
今はペンチでは切れないものがほとんどですが、昔はチェーンにビニールが巻いてあるだけだったので、ペンチで切れました。
いま考えると、その発想力がすごい!!
まぁ、母は怒ってましたが…。
【ちなみにこの時の私の気持ちは…】
でっかい工具箱を持って駐輪場でなにやら、始めるから人だかり。
他人のふりしました(笑)
まぁ、子ども時代、こんな子いたわぁ。
むしろ自分がそうだった!という人もいるかもしれません。
だから発達障害ってことはないんですけど、
鍵をよくなくす、
好きなことをすると周りが全く見えない、
などは今現在も子どもの頃と全く変わりません。
今回は習い事と随分かけ離れてしまいましたね…
次回は兄の特性に合っていた習い事を書きたいと思います。
◆今までのお話はこちら
~兄の習い事~
★第1話 子ども時代、兄に合わなかった習い事 ~大人の発達障害だった兄~
⇒作者:マルさん
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