兄の特性に合っていた習い事~大人の発達障害だった兄~【兄の習い事③】 by マル
みなさんこんにちは。
兄の子ども時代の習い事についてを
いま書かせてもらっていますが、
兄(40歳、アスペルガー、ADHD)は
今思えば、習い事に特性がとてもわかりやすく出ていました。
集団行動が苦手な兄、野球は向いておらず、戦力外。つまらなくなり辞めてしまいます。
生まれてくる時に運動神経忘れちゃったんですよね。
まぁ、私も運動神経は忘れてきちゃったので、我が家には元々入ってなかったのかもしれませんね~!!
【しかし、兄の特性に合った習い事がありました】
そう、それは前回にも書いた、事件を起こしまくっていた、そろばん教室!
なんだぁ~と思う方もいると思いますが、
それは兄の特性ととても大きく関わっていたのです。
兄は幼い頃から、バーコードなど羅列された数字や食品成分表が大好き。
店の商品片っ端からひっくり返して眺めていました。
そんな奇妙な行動が私は苦手でならなかったのですが、文字が理解できない幼い頃から、規則正しく並んだ数字は兄の落ち着くものだったようです。
そろばん教室は静かで(ザワザワしているのは苦手)数字が規則正しく並んでいる!
兄は、すぐにそろばんが好きになります。
【親の思い通りにはいかなかったけれど…】
結局、ゲームがやりたいがために3級で辞めてしまった(母に3級までは取るよう言われていた)のですが、兄は暗算がとても得意になります。
色々習ったのも、いい経験だったと思うので、これはこれでよかったと思いますが、なかなか親の思い通りにはいかないもんですね。
これは私も母になってしみじみ思います…。
みんなが脱落していく中、兄はいつも答えていました。
アスペルガーの人は短期記憶を苦手としますが、兄はそろばんに限っては数字を覚えておくことができました。
やっぱり数字が好きなようです。
そして大人になり、発達障害と診断され、兄はとある特技を発揮します。
つづく
◆今までのお話はこちら
【兄の習い事~大人の発達障害だった兄~】
★第1話 子ども時代、兄に合わなかった習い事
★第2話 幼少期の習い事には事件がいっぱい…
⇒作者:マルさん
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