院長にミルクを懇請し、返ってきた言葉に涙が…【母乳とミルクの壁②】 by ちくまサラ
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予想外の先生の言葉に、私はフリーズしてしまいました。
ミルクをあげるかどうかは、私が決めることではない?
母親なのに、自分で決められないの?
そして、ミルクをあげる事が「楽をすること」「悪いこと」のような言い方をする先生。
母乳のメリットは、私にだって十分わかってる。
でもそんなにも、そんなにもミルクってダメなんですか?
そもそもミルクって「楽」なんだろうか?
私は上の子を混合で育てたけど、ミルクって高いし、毎回調乳や消毒をしないといけないし、成長に合わせてこまめに乳首部分を買い替えないといけないし、外出する時の荷物も大変。全然楽だとは思わなかった。
楽だったとしても、悪いことって何かある?
その分気持ちに余裕が出来て、赤ちゃんを可愛がれるんじゃないの?
しかも「(健康に)問題が起きたら対処します」って言うけど、せっかく健康で産まれてきた赤ちゃんを大人の都合で不健康にして、それで治療するっておかしくない?
先生と助産師さん全員の前で涙と鼻水が止まらなくなってしまいました。
そんな私の姿を見て、先生は恐らく「メンタルやばい」認定したんだと思います。その場で「お昼からミルクを」と助産師さんに指示を出しました。
その後先生は部屋を出ていき、助産師さん数人は心配そうにこちらをチラチラと見ていました。
頼むから放っておいて。早く出て行って。
なんだか自分が凄くみじめに思えました。
【初めての「ごはん」】
生後4日近く経ってからの初めての「ごはん」に赤ちゃんはビックリしていました。
そして、必死になってミルクを飲んでいました。
その姿を見ていると、遅くなってごめんね…という気持ちでいっぱいになり、また泣けてきてしまいました。
一時はどうなるかと思ったけど、無事にミルクを貰うことができて、めでたしめでたし。
…とは、いきませんでした。
続きます。
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