妊娠出産は”普通にできるもの”と考えていた夫が、考えを一新させられた出来事とは!?【リアリストの夫が妻の妊娠中にとった冷たい言動④】 by ふくふく
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【夫が友人達の妊娠出産トラブルを知らなかった理由】
自分のあまりにも身近に妊娠や出産で苦労をした人達が何人もいたのに、仲の良い友人達なのに、なぜ夫はその事実を一切知らなかったのか。
それは、先程も書いた通り、
大人数でワイワイ遊ぶタイプの友人付き合いだったから。
いつもつるんでいる30〜40人くらいの友人グループ。
会えば学生時代に戻ったように、日常を忘れてワイワイ楽しく過ごす関係です。
大人数になってくると、飲み会でも自然と
何グループかに会話が別れたりしませんか?
それも話題の関係で自然と、
独身グループと既婚者グループに別れたり。
そうじゃなかったとしても、今会話してるメンバーが分からないであろう話題は避ける場合が多いと思うんです。
まだ子供がいなかった時代の夫は、子持ちの友人達の子持ち故の深い話は聞くタイミングがありませんでした。
経過の良くない妊婦の友人がいても、これだけ大人数だと毎回都合の合うメンツがバラバラなので、理由を言われなければ
「そっかー、また今度ー」でおしまいです。
夫が目にしていた集まりに参加できた妊婦さんは
元気だから参加できた訳ですが、そんな姿しか見聞きしたことがなければ、それが全てだと考えてしまうのかもしれません。
流産や早産をしてしまった友人達も余計な心配をかけたくないし、楽しい場だから言わずに来ていたそうですが、
《妊娠出産は決して簡単なことではない》
という話題になり、カミングアウトしようと思ってくれたのかもしれません。
(ゆるく長く付き合っているメンバーのようで、1・2年に1回くらいしか参加しない人も当たり前にいて、結婚は式に呼ばれるからわかるものの、子供が産まれたのを知らない!なんて普通にあるみたいで驚きました……!)
自身が親となり、子育ての現実を身をもって体感し、同じく子育てをする友人達と妊娠〜子育ての会話をする立場になった夫。
目の前にこんなにも経験者が実在している。
元々、自身の体験や身近な人の話は重視するタイプだったので、これを期に
即座に理解を示す人間になりました!
清々しいくらいに切り替えが早い!笑
でも、意固地になったりせず、目の前に信頼できるデータがあれば柔軟に取り入れられるところは、夫の尊敬している部分のひとつです。
毎日見ていた私一人のケースでは心動かされなかったんかーい!!笑
とは思いつつも、結婚してそういう人だと多少は分かっていたので、彼らしいといえば彼らしいなと思えます笑
もしも、結婚より妊娠が先だったり、彼についてよく知る期間をすっ飛ばして妊娠生活に突入していたら、離婚が頭をよぎったり、衝突していたかもしれません。
(授かり婚を否定する意図の発言ではありません。)
【そして、現在の夫は】
結婚前から子供が好きなことは分かっていたので、想像していた通りの
子供想いの素晴らしいパパをしています!
第二子の妊娠中もつわりや切迫で同じような状況だったのですが、第一子妊娠中の冷たさや何もしなさはどこへやら、
テキパキと家事育児をこなし、寝っぱなしの私に冷たい態度をとることもなく(それは当たり前か笑)、産後も子供2人育児にてんてこ舞いな私を全力でサポートしてくれています!
今となっては、
妊娠報告をしてきた友人や後輩に、奥さんを気遣う言葉をかける程!!笑
冷たく対応されていた時期のことは、今でもほんのちょっぴりだけ根には持っているんですが(笑)、
私も夫に不満を持たれている部分はあるだろうし、これからもお互いに良い所悪い所を冷静に見ながら、子供達と共に成長していけたらいいなと思っています!
【次回予告】
妊娠中の夫のお話は今回で最終回です。
ここまでお付き合いいただきまして、ありがとうございました!
次回からは、これまたなかなかぶっ飛んでいる
私の《父親とその親族》のお話を書いていきたいと思います。
既に雲行きが怪しい笑
父と母は私が幼少の頃に離婚しています。
こりゃあ離婚するよね!!!
……と思えるような、そんな父とその親族エピソードとなります。
また次回からも引き続き、どうぞよろしくお願いいたします!
~【リアリストの夫が妻の妊娠中にとった冷たい言動】第一話はこちらから~
◆今までのお話
★リアリストの夫が妻の妊娠中にとった冷たい言動シリーズ
★育児をしくじられて大人になった結果シリーズ
⇒作者:ふくふくさん
⇒インスタグラム fukufuku_diary
⇒ブログ 白血病ママのふくふく人生日記
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