最初の夫を見限った瞬間‼︎友達の前で見せる父親ヅラ by セリーナ
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「いやぁよく来てくれたなぁ!俺もついに父親よ!」などと鼻高々で話し出す元夫。
地元のヤンキー友達から
「いやぁ18歳で父親ってお前すげぇよ。」と言われ、
涙ぐみながら
「俺、この子のためやったらなんでもできるわぁ。この子も12・13歳くらいになったらヤンキーになるんかなぁ?そん時は俺マジでいろいろアドバイスできると思うわぁ。」
と言う夫に
“はい⁉︎コイツは息子をヤンキーに育てようとしているのか⁉︎”
と、驚愕する私。
いやいやいや、コイツ親としての自覚ゼロな…。と感じた瞬間でした。
【中学校の先生の前で父親ヅラ】
元夫の出身中学校の近くで出産したので、退院の日、元夫が通った中学校の先生に子供を見せに行こうと言われ、生まれたばかりの子供をあまり長い時間外出させることに抵抗をおぼえながらも、彼の顔を立てて同行することに。
仕事の合間、忙しそうに出てきた先生が
「お前(元夫)も父親かぁ。中学生んときはいちばんの悪やったのになぁ。」
と半ば困ったような表情で言っているのに対し元夫は
「そうよー。俺も父親よ。先生、俺、この子を立派なヤンキーに育てるけん!」
唖然とする私。
そりゃわたくしも彼と同じようにグレていましたが、立派なヤンキーって、何?どこに軸を置いたらいい?多くの人が考える立派のそれと反比例すると立派なヤンキーのような気がするのだけれど…。
無理無理無理無理無理‼︎
私と息子が、この男と一緒にいて、心身ともに健やかに過ごす将来を想像できない。
そう確信した瞬間でした。
そしてこの日の夜、元夫は家に帰って来ず、その二日後、例の不倫騒動に話しは繋がります。
あれから17年…。
息子はもうすぐ18歳。
今はどこでなにをしているかわからないあの元夫と別れ、上京し、あの頃よりは幸せな人生をおくれていることに、当時を振り返っては、今の人生に心から感謝するのです。
終
-鈴木セリーナプロフィール-
大分県出身。
田舎のお嬢様として育てられるが、15歳でドロップアウト。
17歳で妊娠〜18歳で出産を経験。
20歳で上京しチャンスを掴むと、ヤンキーママからセレブママへと大躍進。
最近になって息子が『ADHD』であることが発覚。
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漫画家
-能登ひなみプロフィール-
北海道出身。高校卒業後、地元で就職するも組織の中で働くことは自分には無理と思い知り、上京して漫画アシストタントに転向する。
青年漫画の可能性を信じ、自身も青年向け漫画を主に手がける他、結婚出産後は育児をテーマにエッセイ漫画をSNSで発表している。
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鈴木セリーナ×能登ひなみ 新プロジェクト始動!
若菜 wakana
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