離乳食にも使える!卓上ポットで砂糖不使用の自家製【米麹甘酒】
甘酒と言えば、飲む点滴と言われるほどの栄養バランスがいい、昔からある日本の飲み物で、夏バテ対策や疲労回復、さらには美容にも効果があるそうです。
【米麹甘酒は離乳食にも】
甘酒には酒粕で作るものと、米麹を使って作るものとがあるのですが、今回は米麹で甘酒を作りました。
米麹の甘酒は砂糖は全く使わず、麹菌によって分解されたお米の自然な甘さだけなので、離乳食後期の子供でも安心して飲むことができます。消化吸収も良く栄養バッチリ!オリゴ糖や食物繊維も入っているのでお腹の調子も整えてくれます。濃さが気になるようなら水で薄めるなどしてもいいし、カボチャの裏ごしに混ぜてみたり、甘酒プリンを作ってみたり、離乳食でお砂糖代わりに使ってみてもいいと思います。
【作り方】
作り方は簡単に言うと、「おかゆに米麹を混ぜて保温する」です。
大切なのは温度で、適温は60度くらい(70度をこえないようにしてください)を8時間ほど保ってください。
下記が詳しい作り方です。
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【米麹甘酒の材料】(出来上がり約800ml)
米麹 200g
米(今回はもち米) 1合
水 適量
*米はうるち米でもいいのですが、もち米の方が甘みが強い甘酒が出来上がるというのでもち米を使用。
米麹はスーパーにも売っている乾燥麹を使いました。
【道具】
サーモスの卓上ポット
温度計
①卓上ポットに熱湯を入れて中を温めておきます。(温めてないと甘酒のもとを入れた時に温度が下がりすぎるので)
②鍋にお米と水を入れて、おかゆを作ります。
(だいたい5分がゆくらい)
③おかゆが出来たら火を止め、60度くらいまで冷ましてからほぐした米麹を加えよく混ぜます。
④ポットに移し替える時に温度が下がることを予測して、65度くらいになるまで再度温める(70度を超えると麹菌が死滅してしまうそうなので注意してください。麹菌がいないと甘酒が甘くなりません)
⑤ポットに移し替えてときどきゆすったりかき混ぜたりしながら、そのまま8時間ほど放置。(4時間経過した時点で鍋に出し、60度になるよう改めて温めなおしました。)
⑥味見して甘くなっていれば出来上がり!(出来上がった甘酒は少し茶色がかっています。)
甘さが足りないようなら、再度60度くらいに温めてからポットに入れて、保温時間を1~2時間をのばしてみてください。(長すぎる保温は酸っぱくなる可能性もあるので注意)
出来上がった甘酒はお米の粒が残っているので、お好みでブレンダーなどでなめらかにしてください。
出来上がった甘酒は、冷ましてから冷蔵庫で1週間ほど保存できます。
そのまま保存だと甘酒の発酵が進むので、この発酵を止める為に出来上がったときに再度温める「火入れ」を行うこともあるのですが、甘酒の中のビタミンや麹菌が死んでしまうそうなのでやりませんでした。
「火入れ」をやらないと冷蔵庫の中に入れていても発酵は進み、最終的には酸っぱい甘酒になってしまうので、早めに飲んでしまうようにしてください。
(最初から水などで薄めると日持ちがしないので、飲むたびに水で割ったり等してお好みの濃度で飲んでくださいね)
*ちなみに出来上がりの甘酒に腐敗臭がするなど怪しい臭いがする場合は飲まないでください。(あくまで自己責任でお願いします)
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【甘酒ヨーグルト】
我が家の子どもたち(もう幼稚園児と小学生ですが)のお気に入りは、今の時期なら冷やし甘酒も好きなんですが、最近のはやりはヨーグルトに薄めていない甘酒をかけて食べる「甘酒ヨーグルト」です。ヨーグルトも自家製なんですよ。
こちらはコストコのフランスパンで作ったフレンチトーストと甘酒ヨーグルトの朝食。
これからの時期の夏バテ防止、またママだけじゃなく赤ちゃんも安心して飲むことができる自家製甘酒作りをしてみてはいかがでしょうか??
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本記事は個人的体験談などに基づいて作成されており、脚色なども加えられている場合もあり、必ずしも各読者の状況にあてはまるとは限りません。この記事の情報を用いて行動される場合、ご自身の責任と判断により対応いただけますようお願い致します。尚、記事に不適切な内容が含まれている場合はこちらからご連絡ください。