<広告>

ネグレクト親の表の姿は、誰もが尊敬する立派な母親【憧れの結婚をしたら夫と義実家がクレイジーだった母の話③】 by ふくふく


12

 

【子供一人の孤独なゴミ屋敷での生活】

 

母と私が帰宅した後、従兄弟は夜遅くに伯母が帰ってくるまで一人で過ごします。

現代では信じられませんが、小さな子供が一人でお留守番する事も今よりはあった昭和の時代。

 

 

これはもちろん想像なのですが、

きっと、その後もずっとずっとその生活だったのかもしれません。

 

そんな生活を続けていた結果か、

従兄弟は高校生の時点で

体重100キロ超えだったとか!

特に病気という話は聞かなかったし、普通に生活していたらそうそうそんな身体にはならないと思うので……多分そういう事なのでしょう……

 

もちろん、子供に気を配れないくらい本当に多忙だったのかもしれません。

ですが、あまりにも存在が感じられなかった伯母。

子供の行事にもほぼ顔を出した事がないとか。

子供を一人きり、こんな環境に置いておける事はあまりにも異常ですが、表向きには何一つ問題が見えないのです。

 

母親は立派に仕事をして、子供は大きな病気も怪我もなくちゃんと成長している。

きっと誰もこの生活を知らない。

静かに静かに、誰にも気づかれる事のない、ひたすら静寂な世界。

これがネグレクトというものなのだなと思いました。

 

 

【ひたすらに追い求めた母親の背中】

 

従兄弟は、高学歴で、立派な仕事をしていた母親を心から尊敬していたそうです。

母親と同じ道を歩みたい!と、進路は母親と同じ、東京の某国立大学を目指しました。

しかし彼は、幼少期からルールを設けられる事なく、好きな物を食べ、好きなだけゲームばかりをするという生活をしてきた為か、勉強はとても苦手。

それで合格できる程現実は甘くはなく、当然不合格。

 

でも、従兄弟は諦めませんでした。

 

彼の目的は、ただ大学に行く事ではなく、ただ母と同じ職種につく事でもなく、

 

《母と同じ道を歩む事》

 

だから、母親と同じ大学に行かなければ意味がなかったのです。

 

そして……

某国立大学を目指して5浪目。

という情報を最後に、従兄弟のその後を耳にする事はなくなりました。

 

従兄弟がなぜそれ程までに母親と同じ道に拘ったのかは分かりません。

少なくとも、3浪もすれば諦めもつくような気もするのですが……

そんなに単純な事ではないのでしょう。

 

 

立派な仕事をして、女手一つで懸命に子供を育てた伯母の一人息子は、

 

『母親とは違って出来損ない』

 

と。

表の姿しか知らない世間は、冷たくもそんな評価を下していました。

 

 

【父と伯母の共通点】

 

伯母の話というより従兄弟にスポットが多く当たるお話となりましたが、正にあまりにも存在感がない、という事が、私には恐ろしかったのです。

 

さて、父と伯母。

この姉弟の共通点は、とにかく自分が第一で、子供の為に時間を作ったり身を捧げる事は絶対にしなかった所。

そして恐ろしい程に二人共、

 

『外面が良かった』そうです。

 

母も父と離婚すると周りに伝えた時、

「え!?あんなに良い人なのに!?」

と、誰もが驚いたらしいです。

 

誰から見ても立派な人間だった姉弟。

その歪んだ思考は生まれつきなのか、育った環境なのか。

そういえば何となく、自分が一番で外に友人いっぱいな祖母とよく似ている??

 

 

次回は最終回となります!

父の育った環境と、父と母が離婚する決め手となったエピソードを書かせていただきたいと思います!

 

~第一話はこちらから~

<広告>

◆今までのお話

憧れの結婚をしたら夫と義実家がクレイジーだった母の話シリーズ
リアリストの夫が妻の妊娠中にとった冷たい言動シリーズ
育児をしくじられて大人になった結果シリーズ

⇒作者:ふくふくさん
⇒インスタグラム fukufuku_diary
⇒ブログ 白血病ママのふくふく人生日記

しくじり育児エピソード大募集!
c1ed5dd4765b7d63d0a30c1f9533c339

 

12

フォローしてふくふくさんの最新記事をチェック!

  じいじばあば, 子育て, 旦那, 男の子 ,

<広告>
本記事は個人的体験談などに基づいて作成されており、脚色なども加えられている場合もあり、必ずしも各読者の状況にあてはまるとは限りません。この記事の情報を用いて行動される場合、ご自身の責任と判断により対応いただけますようお願い致します。 尚、記事に不適切な内容が含まれている場合はこちらからご連絡ください。

  関連記事

関連記事:

「私のほうが気疲れしてる」ゲーム三昧の時短妻に、夫が切り出した提案は【未熟な夫婦の不協和音 #33】 by ぴん

関連記事:

「人として教えなおす!」ワンオペ限界で義母に泣きつくと…翌日、帰宅した夫に激震【私の義母が神すぎる! #14】 by 尾持トモ

関連記事:

「産婦人科に行くなんて言えない…」彼に知られたくない理由とは【16歳、命と向き合うとき #43】by ふくふく

関連記事:

「お金を貯めて離婚したい…」夫に限界の妻、復帰連絡で副院長から“想定外の打診”【専業主婦だけど、食い尽くし夫と離婚します #16】 by しろみ

関連記事:

「老眼だろ、お茶淹れろ」ナメた社員の命令に年配パートが黙って出した“お茶の正体”【自称・いい男の恋活♡事情 #5】by ちゅん

関連記事:

母に溺愛される小6女子。罪の意識薄く、友達のお金に手を伸ばした彼女を待ち受ける事態は?【うちの子は優しい天使ちゃん #15】 by はいどろ漫画

関連記事:

“昔の価値観”にとらわれた義母。その裏に隠された“幼い頃の想い”とは ――【まだそれ言いますか?お義母さん#6】by いもやまようみん

関連記事:

「俺、立ち会えない…」出産直前、夫の遅すぎる“ホウレンソウ” 呆れた妻が下した決断は?【第二子、計画無痛分娩未遂…!? #2】 by 原ぱら子

関連記事:

仲居頭からの“厄介な頼まれごと”がきっかけで ――母が怒りをあらわにした相手とは【あの頃私はバカだった 第136話】by こっとん

関連記事:

母の入院中、仕事を休み5歳の娘と向き合う夫…“家族の絆”の形とは【ママ5年目でがんなんて 手に入れた卵子と失った味覚】第7話「娘の限界と夫のサポート」by 松本ぽんかん